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空気とくらし
間取り
今回の調査隊員

【徹底検証!】夏場のリビングは、「フィルター掃除」「日よけ」「室外機対策」「設定温度を2℃上げる」でどれくらい節電できる?

実験
リビングの節電に関してお困りの阪田家(兵庫県尼崎市)に協力いただき、リビングで4つの節電対策を実施。「節電対策なし」と「節電対策あり」で5日間ずつ消費電力量を測定し、どれだけ節電効果があるかを検証した。

「節電対策なし」の5日間と「節電対策あり」の5日間のうち、
外気温度がほぼ同等な日を選んで消費電力量を比較しました。

【実験条件】

  節電対策なし 節電対策あり
実験期間 5月7日~11日 14日~18日
試験実施日 5月8日 5月17日
機種 ダイキンエアコン ATR40GPE(4.0kW)
設定温度 18℃ 20℃
外気温度 24℃
外気温と設定温度の差 6℃ 4℃
天候 薄曇り
冷房使用時刻 10:00~16:00(6時間)
部屋の広さ 約16畳
建物タイプ 鉄筋コンクリート造
部屋の向き 西向き

想定(8月):外気温32℃、設定温度26/28℃
実際(5月):外気温24℃、設定温度18/20℃
実験を行った5月は、真夏(8月)の想定条件より外気温度が低いので、外気温度(24℃)と設定温度(18℃)の差を
真夏と同じ条件(6℃差)に合わせて実験を行った。

フィルターを外し、掃除機を使ってホコリを吸い込みます。

掃除後は、風速が2.86m/sから4.28m/sに!

結論!リビングで4つの節電対策を行ったところ、約15%の節電効果が実証されました。

レポート

4つの対策を行い、5日間ずつ実験した中で外気温度が同じ日を選んで比較したところ、約15%の消費電力を削減できていることがわかりました。簡単な対策でこれだけの効果があるのですから、夏場の2、3ヶ月間実践すれば、かなり大きな節電になるはずです。日中、家族が集まって過ごすことが多く、エアコンの運転時間も長いリビングだからこそ、対策を施すことで節電効果が大きく表れます。簡単にできることばかりですので、皆さんのリビングでもぜひ実践してみてください。
今回の実験で行った対策について、詳しくご紹介していますので、ぜひご参考に。

印刷用PDFファイルダウンロード  第3回レポート(890KB)

実験で行ったリビングの節電対策を見る

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