マンションの隣り合わせの2室に同じ環境を作り、
「湿度コントロールをする部屋」と「湿度コントロールをしない部屋」で
2時間エアコン暖房をする。
その湿度変化を計測し、どれくらい乾燥するかを検証した。
「湿度コントロールをする部屋」と「湿度コントロールをしない部屋」で
2時間エアコン暖房をする。
その湿度変化を計測し、どれくらい乾燥するかを検証した。
※湿度コントロール……除湿・加湿が自動でできるダイキンの「クリアフォースZ(MCZ70P)」を設置
【実験場所】
4階建マンション2階
鉄筋コンクリート造
2DK(和室畳、洋室7.5畳、DK)
54.67㎡の2戸(左右対称)
【実施条件】
実験日時 |
2014年2月6日 17:00~19:00
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設定 | 201号室 | 洋室使用 | クリアフォースZなし | エアコン稼働 (設定温度22℃) |
202号室 | クリアフォースZあり |
エアコンの設定温度を22℃にし、10~11℃の室内の温度を22℃前後まで上昇させました。すると、クリアフォースZで湿度コントロールをしていた室内は、温度が上がった時でも40%以上の湿度を保つことができましたが、何も対策をしていなかった室内の湿度は12~14%まで下がり、非常に乾燥した状態になりました。
徹底検証1と同じ「湿度コントロールをする部屋」と「湿度コントロールをしない部屋」の中央にそれぞれ鍋を設置し、90分間エアコンを稼動させながら鍋を加熱。その時の温度と湿度の変化を計測し、その後、窓ガラスに結露がどの程度発生するかを検証した。
【実施条件】
実験日時 |
2014年2月10日 19:00~20:30
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設定 | 201号室 | 洋室使用 | クリアフォースZなし | エアコン稼働 (設定温度22℃) |
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202号室 | クリアフォースZあり |
湿度コントロールをしていない室内では、約1時間で湿度70~80%まで上昇しましたが、クリアフォースZを運転していた室内では、徐々に湿度は上がるものの、50~60%の湿度を維持することができました。また、湿度コントロールをしていない室内でも、5分間窓を開けて換気することで、30分後には湿度50%台へと低下しています。