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季節の空気だより 冬号 前編

ひんやりとした冬の空気が流れて、寒い季節がやってきたね。外出するときは服そうに気をつけて、かぜをひかないように注意しよう!

冬の空気はきれい?

冬は遠くの景色や星がくっきりと見えるから、空気がきれいなイメージがあるよね。でも、実は、お部屋の空気がとてもよごれやすい季節なんだ。 なぜなら、お部屋を冷やさないために、まどをずっとしめていることが多いから。 まどをしめきっていると、よごれた空気がにげばをなくして、どんどんよごれがたまってしまうんだよ。

しかも、あたたかくてフワフワする服やふとんは、ホコリをたくさん出すから、お部屋がホコリっぽくなりやすい。

寒くても、きちんと空気の入れかえをしよう!空気せいじょうきを使うのもおすすめだよ!

湿度(しつど)に注意してかぜを防ごう!

毎日さむい日が続くけれど、みんなはかぜをひいていないかな? あたたかいお部屋にいれば安心!と思うかもしれないけれど、かぜを防ぐためには、湿度(しつど)のコントロールもとても大切なんだよ。

冬は、湿度(しつど)が低くてかんそうしやすい。すると、かわいた空気を好む「かぜのウイルス」の動きが活発になってしまうんだ。 エアコンや加湿器(かしつき)を使って、お部屋の湿度(しつど)を高くたもつと、活動しにくくなるインフルエンザウイルスなどもあるんだよ。 湿度(しつど)に注意して、かぜをひかないようにしようね!

ヒートショックに気をつけよう

はだかで寒いお風呂場にはいったとき、夜中ふとんから出てトイレに行ったとき、からだがふるえてゾクゾクしたり、しんぞうがドキドキしたことはないかな?
これは「ヒートショック」とよばれるもの。

急に温度が変化して、からだに負担(ふたん)がかかると起こるんだよ。
特に、おとしよりの場合、からだへの負担(ふたん)が大きいから、気をつけないといけないんだ。
ヒートショックを防ぐには、おうち全体の温度の変化を少なくしてあげることがポイント。とくに、寒いお風呂場や洗面所、トイレなどをあたためるようにしよう。

たとえば、お風呂なら、前もってお風呂場のだんぼうをかけたり、フタをあけて蒸気(じょうき)を出しておくと、あたたかくなるよ。
おじいちゃんやおばあちゃんにもおしえてあげてね。

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