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打ち水のこうかを調べてみよう!

昔からの生活の知恵(ちえ)にチャレンジしよう。

古くから行われてきた、すずしくなるための工夫「打ち水」。 地面に水をまくと、その水がじょう発するときに地面の熱をうばってくれて、すずしく感じるんだ。 じゃあ、打ち水をするとどれだけすずしくなるんだろう?打ち水をする場所や、しかたで、ちがいはあるのかな? 実験で、そのこうかを調べてみよう!

用意するもの

  • 水:おふろの残り水や雨水をためたものを使って水のムダ使いにならないようにしよう。
  • 水を入れるもの:バケツや洗面器、じょうろ、ペットボトルなど。
  • 水をまくもの:ひしゃくなど。ひしゃくがない時は手ですくってまいてもOK。じょうろやペットボトルを使うときは直接まこう
  • 温度計
完成イメージ

<記録の見本>

※この記録は記入の見本です。本当に実験した結果ではありません。

実験の仕方

  1. 1 打ち水をする場所を決める。

  2. 2 打ち水をする前に、その場所の温度を計り、記録しておく。

    ポイント 太陽が出ている天気のいい日に実験しよう。

    作り方2
  3. 3 打ち水をする。

    ポイント 少しだけまいても、こうかがわかりにくいので、なるべく広いはんいに、すき間なくバシャバシャまこう。
    たて1メートル、横1メートルのはんいに、1リットルくらいがちょうどいいよ。

    作り方3
  4. 4 2と同じ場所で、ふたたび温度を計り、記録する。

    ポイント 5分後、10分後、15分後…と時間をおいて何回か温度を計り、変化があるか調べてみよう。

    作り方4
  5. 5 実験の結果をまとめて、実験で気づいたことや感想を書こう。

こんな実験のしかたもあるよ!

打ち水をする場所、しない場所でそれぞれ温度を計る
打ち水する場所としない場所とをくらべることで、本当に打ち水で温度が下がったのか確かめる。
温度を計る高さを変えてみる
地面の近くで温度を計った時と、目やむねの高さで計った時とで、温度にちがいはあるかな?
実験する時間を変えてみる
打ち水は日がしずみ始めた夕方にするのが一番こうかがあると言われている。実験する時間を、朝、昼、夕方と変えて確かめてみよう。
実験する場所を変えてみる
コンクリートの上、土の上、草の上、日なた、日かげなど、いろんな場所で同時に打ち水をしてみよう。どこが一番温度が下がるかな?
別の日にも実験してみる
カンカン照りの日や、少しくもりぎみな日、風が強い日、弱い日、その時の風向きなどで温度の下がりかたにちがいはあるかな?

ほかにもいろんな条件(じょうけん)を考えて、自分でいろいろ試してみよう!おうちの人や友だちをさそって、いっしょにやってみるのもいいね!

ぼくもやってみるー

ぴちょんくん
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