人間をふくめ、こきゅうをして生きている地球上の動植物(どうしょくぶつ)は、空気なしではぜったいに生きていけないんだよ。
大変だー!
まず、空気のなくなった地球は、-18℃くらいになるといわれている。
えっ!?
空気中の、二酸化炭素(にさんかたんそ)などの温室効果ガス(おんしつこうかがす)は太陽からの熱をためる役わりをしているんだ。だから、空気がなくなると、太陽からの熱をためることができなくて、気温が上がらなくなってしまうんだよ。
さむいよー
そして、オゾンそうが消える。すると有害(ゆうがい)な紫外線(しがいせん)が、ちょくせつ、地表にふりそそぐようになるんだ。
あぶないよ…
それから、体がはれつしたり、変形したりする。生き物のからだは、空気の押す力(気圧)と、体の中からの押す力がバランスよくたもたえれていることで形づくられているからね。
宇宙ではみんな宇宙服で守ってるもんね
これまで見たように、空気にはこきゅうの他にも、太陽からの熱をためたり、紫外線(しがいせん)からまもったり、生き物のからだを形づくったり、いろんな部分で、生き物のいのちを支えている、大切なものなんだよ。
空気って大切なんだね
人間も動物も植物も、ほとんどの生き物はしんでしまう。
そのうえ、-18℃まで気温が下がったり、有害(ゆうがい)な紫外線(しがいせん)がちょくせつふりそそいだり、気圧がなくなって、地球は生き物がすめない世界に変わってしまうんだ。
なるほど!
空気がなくなったら、人間や地球はどうなると思う?
ど…どうなるの?