夏休みが終わって、新学期がスタート。みんな元気に登校しているかな? 「秋の空気」を学習して、ともだちにも教えてあげよう!
秋はすっきりと晴れた青空と、気持ちのいい風が吹く過ごしやすい季節だね。でも急に雨がふったり、晴れたりと、秋は天気がとても変わりやすいんだ。
なぜ、そんなに天気が変わりやすいのか、知ってる? それは、低気圧(ていきあつ)とよばれる「雨をふらせる空気」と、高気圧(こうきあつ)とよばれる「晴れにする空気」が、日本の上空に順番にやってくるからなんだ。
みんなは、季節の変わり目に服をかたづけるときに、虫ぼしをしているかな?
虫ぼしとは、虫やかびがつかないように、服をタンスの外にほして、しっかりとかわかすことだよ。
タンスの中は、空気の中の水分である湿気(しっけ)のせいでじめじめするときがあって、服に、かびがはえたり、虫に食べられて穴があいてしまうこともあるんだ。
だから、かわいた風でしっかり乾燥(かんそう)させて、かびや虫から服をまもるんだよ。
晴れの日が3日ぐらい続いたら虫ぼしのチャンス。空気が乾燥(かんそう)している午前中に、太陽の光があたらない場所にほすといいよ。 お気に入りの服をまもるために、みんなも虫ぼしをしてみよう!
スギなどの花粉が原因で起こる花粉症(かふんしょう)。
花粉症(かふんしょう)といえば春だけと思っている人が多いけれど、じつは秋にも起こる病気なんだよ。
8~10月ごろに花を咲かせるイネ科の植物、ヨモギ、クワ科のカナムグラ、キク科のブタクサなどの花粉でも花粉症(かふんしょう)になるんだ。
でも、秋の花粉は、春の花粉とちがって遠いところまで飛び散らないんだ。外へ出たときに、鼻がムズムズする、目がかゆいと思ったら、川の近くや草むらなど花粉のある植物の近くに行かないようにしよう!