エアコンの心臓とも言える
圧縮機の性能を決める、大パワー高速モーター。
ダイキンは、世界に先駆けて実用化しました。
モーターは、
2種類の磁石で構成されています。
ひとつは、もともと磁力をもっている「磁石」。もうひとつは、電気のちからで磁力を発生させる「電磁石」です。
「電磁石」は、電気の流れる向きで、「S極」と「N極」が決まります。
磁石同士が向き合うと、向き合う磁極によって、「引き合うちから」と「反発するちから」が発生します。
この2つのちからを、電磁石の切り替えで交互に発生させることで、モーターは回転します。
リラクタンスDCモーターでは、ネオジム磁石という地球上で最も強力な磁石が採用されています。
ネオジム磁石は、直径3cm、高さ5cmの大きさで、5tのゾウを持ち上げることができる程の磁力があります。
リラクタンスDCモーターの内部の回転する軸に強力なネオジム磁石を埋め込み、軸の全体を強力な磁石にしました。
このため、リラクタンスDCモーターはよりハイパワーを発揮します。
リラクタンスDCモーターを回転させるには、「電磁石」のN極とS極の切り替えを、高速に行なわなければいけません。
そのコントロールを行っているのが、「インバータ」という技術です。
空気の可能性を信じ、追い求め、
新しい価値をくわえて
これまでになかった空気を、世界へ届けます。