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INDONESIA

インドネシア

ジャワ島

(2008〜)

© Conservation International

Location and the Stories

どんなところ?

インドネシアのジャワ島は、地球上で最も住民密度の多い熱帯の島の一つです。ここ数十年の間に人間の農業や他の開発活動によって、この島を覆っていた森林のほとんどが失われました。そのインドネシアの西ジャワに位置するグヌングデ・パングランゴ国立公園は、ジャワ島に残された最後の森林地帯が保たれており、絶滅の危機に瀕する多くの野生動物が生息しています。周辺地域やジャカルタの生活を支える水源としても重要な機能を果たしています。しかし、近年の開発環境が国立公園周縁地の森林劣化を引き起こし、そこを住処とする野生動物へも圧力を与えています。

ジャワ島の森の画像

Project Overview

どんなプロジェクト?

グヌングデ・パングランゴ国立公園の周辺に住む農家の多くは貧困家庭です。ダイキンは2008年に支援を開始し、荒廃地に植林をするだけでなく、アグロフォレストリーやエコツーリズムといった代替生計のための手段を住民に提供してきました。森林伐採に頼らず、長期的に森と共存できるよう森林保全と経済の両立をめざしています。また、森の恵みである「水」や「電気」を届け、コミュニティの生活環境の改善にも取り組んでいます。自然の恵みの大切さを理解し、住民自らが継続して森林保全や再生に参加できる仕組みは高く評価されています。

住民とボランティアの人々の画像
植林の画像 © Conservation International

The Animals living here

ここにすむ生き物

ジャワギボン

インドネシア・ジャワ島の固有種で、絶滅危惧種。昼行性で主に樹上生活を送り、枝から枝へ両手を使って渡り歩きます。

ジャワギボンの画像 © Conservation International

プロジェクトの進捗状況

2023年度報告書(1.0MB)
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