AMAZON
ブラジル・ボリビア
アマゾン原生自然地域
(2014〜)
Location and the Stories
世界最大の熱帯雨林アマゾンは、地球上の熱帯林の半数の面積を占め、世界の気候調節において重要な存在です。また、地球上で最も豊かな生物多様性を有し、アマゾンでしか見られない固有種も多く存在します。しかし、1970年代から経済発展による開拓などで森林減少が続いています。
Project Overview
ブラジルのパラー州トメアスはアマゾン森林開拓の拠点として発展した町で、1970年代に大規模森林伐採が実施され、現在は荒廃地化した2次林が広がっています。ここでは森を守りながら農業で生計を立てるアグロフォレストリーの導入を支援し、地域住民とともに持続可能な森林保全体制の確立をめざします。
また、焼き畑農業の拡大と森林火災の影響で森林劣化が進んでいるボリビアのマディディ国立公園周辺地域では、南東部に居住する先住民族タカナ族を対象に持続可能な生計支援を実施します。アグロフォレストリ―の導入や農産物の加工販売、自然資源の担い手としての女性の能力向上支援を行うことで、地域コミュニティが森林保全の担い手となる力を育みます。
The Animals living here
南米の北部の原生的な熱帯林に生息する絶滅危惧種。前後の肢と尾をたくみに使い、主に樹上で生活します。