空気中から「熱」を受け取った冷媒を、
        少量の電力でさらに温める、
        エアコンの「心臓部」です。
          
        圧縮機はエアコンやヒートポンプ式給湯機(エコキュート)の室外機の中にあります。
          空気中から「熱」を受け取った冷媒を温めて温度をコントロールするもので、人にたとえると心臓にあたります。
          
          心臓が血液を循環させるように、圧縮機は冷媒を循環させます。
          ダイキンは、エアコンやヒートポンプ式給湯機(エコキュート)を圧縮機から製造している、世界有数の会社です。
              
          圧縮機の性能が向上すれば、エアコンやヒートポンプ式給湯機(エコキュート)の消費電力を大幅に減らすことができます。
              そのために、ダイキンは圧縮機の製造に昔からこだわっています。
          
          「熱」は高温から低温へ移動するため、「熱」を室内に放出するには、室内の温度よりも「冷媒」を高温にする必要があります。
          たとえば、室外の空気から「冷媒」が吸収した温度が10℃ならば、室内に「熱」を放出するために「冷媒」を圧縮して80℃まで高めます。
          
          暖房時とは逆に、「熱」を室外に放出するには、室外気温40℃よりも冷媒を高温にする必要があります。
          たとえば、室内の空気から「冷媒」が吸収した温度が10℃ならば、室外に「熱」を放出するために「冷媒」を圧縮して80℃まで高めます。
        
        集めた「熱」を少量の電力で圧縮し、「冷媒」が「熱」を放出しやすい温度に調節します。
圧縮機が、どれだけ少量の電力で、「冷媒」を温めることができるかが、エアコンの省エネ性能を大きく左右します。
        
        「熱」を受け取った冷媒を圧縮しているのは、圧縮機の中の2つの渦巻型の部品です。
この渦巻きの片方がモーターの力で回転することにより、圧縮が行われます。
空気の可能性を信じ、追い求め、
新しい価値をくわえて
これまでになかった空気を、世界へ届けます。