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“空気をはぐくむ森”プロジェクト 森を守り育て未来につなげるプロジェクト

ブラジル:アマゾン原生自然地域

どんなところ?

ブラジル・アマパ州は、アマゾン川の河口の北部、赤道直下に位置します。世界最大の熱帯雨林であるアマゾンの一角をなし、ギアナ高地の一部でもあります。原生的な植生がほとんどそのまま残る、ブラジルで最も自然が残されている州です。自然は、森で採れるアサイーやブラジルナッツなどの産物、森から流れ出る水に支えられた漁業、農業、林業を通じて州の経済を支えてきました。一方で、今後、州内に完成する水力発電ダム、国内電力網への連結により、州の産業構造が大きく変化されると予想されています。自然の恵みを活かし続ける持続可能な開発が必要とされています。

どんなプロジェクト?

アマパ州に暮らす人々がこれからも自然の恵みを享受し続けるためには、その持続可能な利用を積極的に推進する必要があります。プロジェクトでは、アマパ国立公園とアマパ州有林の周りに暮らすコミュニティによる森林管理とアグロフォレストリープログラムを支援します。また、アマパ州全体での保全地域管理プログラムへのコミュニティの参加を推進するため、コミュニケーション・ネットワークづくりを行います。

© Conservation International/photo by Josinei Garcia

ここに住む生き物:クロクモザル

南米の北部の原生的な熱帯林に生息する絶滅危惧種。前後の肢と尾をたくみに使い、主に樹上で生活します。

“ダイキン担当者の声”

ダイキンアマゾナス社  
フェルナンダ・ヤクシジン

ダイキンアマゾナス社 フェルナンダ・ヤクシジン

日本の本社のメンバーやNGOと現地を訪問し、グループの森林保全プロジェクトを知りました。
ブラジルの工場では省エネエアコンを製造し、環境技術を活かした負荷低減に取り組んでいますが、従業員一人ひとりが地球を守りたいという気持ちを持つことで、環境保全への意欲を持って仕事や日常生活に取り組めるのではないかと思っています。
このプロジェクトを通じて地球環境の現状を知り、どう行動するか、多くの人と一緒に考えていきたいです。

“支援先NGOの声”

コンサベーション・インターナショナル・ブラジル
プロジェクトコーディネーター
ジョジネイ・ガルシア

CIブラジル プロジェクトコーディネーター ジョジネイ・ガルシア

ダイキン殿のご支援による「空気をはぐくむ森」プロジェクトは、アマパ国立林とアマパ州立林の内部と周辺のコミュニティの発展に重要な役割を果たしています。これら二つの保全地域は、合計で270万ヘクタールを超える非常に広い地域で、いくつものコミュニティの現在、未来の生活がそこに広がる自然にかかっています。プロジェクトは、決して容易ではありません。私たちは、人々の生活、そして幸せの土台としてこの森林の保全を確立することで、持続可能は発展を推進していきます。

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