ページの本文へ

エアネットサービスシステム
  1. ダイキンの空調メンテナンスサービス
  2. エアネットサービスシステム
  3. 社員インタビュー #03

#03営業担当者が語る
現代の空調市場ニーズ

サービス本部東日本サービス部
ソリューション営業担当部長
西 恒仁

PROFILE
1991年
入社。サービス本部 練馬サービスステーションにてエンジニアとして配属。
1995年
企画部にて企画業務を担当。
2000年
東日本サービス部 多摩サービスステーション所長に就任。
2002年
フィールドサービス担当課長に就任。
2006年
低温事業本部に赴任。
2011年
低温事業本部 企画部長に就任。
2019年
東日本サービス部ソリューション営業担当部長として、首都圏エリアを中心とした
全7チーム、129名のマネジメントを担当。
※インタビュー当時

チームメンバーと共にさまざまなお客様に寄り添い
エアネットサービスシステムを提案してきた西氏に
開発当時のエピソードや空調市場ニーズの変化などについて話を聞きました。

ソリューション営業担当チームは、
具体的にどのような業務をされているのですか?

ビルのデベロッパー様や管理会社様、販売会社、設備代理店など、
対象となるお客様ごとに担当を配置して展開しています。
エアネットサービスシステム(以下「エアネット」)以外の
サービス商材や契約後のご提案も含めて担当しています。

印象に残っているチームのエピソードなどが
あれば教えてください。

様々なエピソードがありますが、直近の話では、
エアネットをご契約いただいているお客様の空調機の更新を
他社設備まで含めて「ダイキンでプロデュースして欲しい」と
お任せいただいたことです。
担当者を始め私も驚きましたし、
とても喜ばしいことだと思っています。

過去と現在で、業務内容や市場ニーズなどに
違いはございますか?

業務内容については、過去よりも社内でのデータ共有が
スムーズにできるようになり、簡略化が進んでいるなと思います。
市場のニーズについてはコロナ禍以降、リモートで点検を行うことが
かなり認知されるようになったことに加え、
フロン排出抑制法(以下「フロン法」)が義務化されたことで、
法令に関わるお客様の意識が変化してきた点も大きいと思います。
ビルを管理されている方はよくご存じですが、
実際にご使用されている方にはフロン法という存在自体を
ご存じない方もいらっしゃるのではないかと思いますので、
そのようなお客様にきめ細かくサポートすることは
非常に重要なことだと考えています。

具体的にエアネットの導入を検討されている
お客様の悩みや困り事にはどのようなものがありますか?

ビルを所有されている総務の方だと費用の面でのご相談が多くありますし、
ビルを管理されているメンテナンス会社の方は水漏れのお悩みを口にされることが多いです。
そういった方々は今回バージョンアップされたドレンの異常が予知できるということに関して、
「水漏れのリスクが軽減される」ということで、かなり驚いてくださいます。
この機能については、様々なお客様から「どのような方法で検知するんですか?」というご質問を多くいただきますが、
「企業秘密です」とお答えし、お客様のご希望に沿った回答は出来ませんが、
興味を持って頂く方は非常に多くいらっしゃいます。
※各機能の対象機種につきましては、対象機種・機能一覧ページをご覧ください。

首都圏エリアならではの課題や
地域の特性などはありますか?

首都圏エリアは他の地域とは異なり
デベロッパー様が大変多く集中していますので、
そちら向けに展開するのが特性だと考えています。
また、首都圏は現在様々な場所で再開発が行われており、
中小規模のビルだったものを大型化するということが
盛んに行われています。
10万平米を超えるビルも多く建つようになり、
ビル内の移動が大変になります。
そういう意味でも今後、リモート(遠隔)での運用が
主流になることは間違いないと思います。

エアネットをご利用中のお客様とのエピソードで、
印象に残っているものがあればお聞かせください。

納入当初から空調機が故障するということを想定して
契約される方はそれほど多いわけではありません。
ですが、いざ空調機が故障した時にエアネットを
導入されていたことで「助かった」と評価いただくことが多いです。
エラー通知があった場合に、迅速に現場に到着して修理が開始できるサービスですので、そのスピード感が普通になると、
エアネットを契約しているビルとそうでないビルであれば
大きな差が生まれると思います。
バージョンアップにより遠隔で応急運転もできるように
なりましたので、そういった意味ではエアネットが掲げている
「止まらない空調」という目標に近づいてきていると感じます。

エアネット30周年ということで、発売当時のエピソードなど
ございましたらぜひお聞かせください。

練馬サービスステーションに所属していた時代に、エアネットの試作機がセッティングされていて、
すごくワクワクしたことを覚えています。
ワクワクしていた反面、「故障を予知できるように本当になるのだろうか?」とも感じていました。
先輩のエンジニアが作業しているところに立ち会ったことがありますが、試行錯誤を繰り返していたことを記憶しています。
当初と比べると現在の故障予知は相当高度になっているので、まだまだ進化すると思いますし、
クラウドサービスに移行することで、データ連携により生活空間を可視化するデータとしても活用できるようになりました。
将来は、お客様の健康状態まで空調と連動するということがこのサービスを通じてならできるかもしれません。
そのような可能性をもつエアネットの今後の発展にぜひ期待していただきたいと思います。

最後にエアネットを導入いただいている
お客様やご検討されているみなさまへ
メッセージをお願いします。

快適な空間を守る空調機は、30年前とは比べものにならないほど
重要なインフラとなり、エアネットはオフィスビルをはじめ、
工場や病院など多くのみなさまに導入いただいています。
一方でビルや施設を管理する方々にとっては、
人手不足という課題を抱えながらも法令義務への対応など、
手間のかかる業務が多く残る状況です。
そういう状況の中でエアネットは省人化を果たし、
かつ故障を予知して未然に防ぐことができます。
今後も省エネ機能など、機能向上の余地がある
サービスでありますので、みなさまの期待に応えるサービス提供が
できるよう努力して参ります。
今後とも、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。

ページの先頭へ