森林の大切さを伝え、次世代へ知床の森をつなぎます
森林の復元には、100年や200年という長い時間が必要です。しかし、長きにわたってこの活動を続けていくためには、今の世代から次の世代へと、「森を大切にし守り育てていく思いを引き継いでいかなければなりません。 そこで、次世代を担う地域の子どもたちや、知床に思いを寄せる国内外の人々に、森林の役割とその重要性、さらに森を復元することの意義を伝え、後継者の育成を支援します。
ダイキンが支援する活動内容
知床自然教室や知床キッズ、知床自然愛護少年団など、地元の子どもたちを対象とした環境教育活動の活動・教材のサポートをします。
知床に思いを寄せる国内外の人に、森の役割や森林復元の取り組みを伝えます。
森づくりの一部を担うヒグマと、人との共存を手助けします
ヒグマは森の生態系の頂点に位置します。知床半島の高標高エリアから海岸部まで自由に行き来しながら、魚や木の実を食べフンを排泄することで、植物の成長に必要な栄養分や種子を運び、森づくりの一部を担っています。
一方、知床半島の南東側に位置する羅臼町では、人家のすぐ裏までヒグマの生息エリアである森林がせまってきており、人々が暮らす海側にヒグマがでてきてしまうことがあります。
そこで、微弱な電流が通る柵を設置して、ヒグマが人の暮らすエリアにでてこないようにすることで、ヒグマの保護と人の安全確保の両立をめざします。
ダイキンが支援する活動内容
森の維持に大事な役割を担うヒグマが、地域住民と共存していけるよう、電気柵の維持・管理や広報活動に取り組みます。
- 人とヒグマとの共存については
「なぜ人とヒグマの共存が必要なの?」をご覧ください。
※ 本WEBサイトに掲載されている写真は、公益財団法人 知床財団のご協力によるものです。