出会わない、そして引き寄せないこと
北海道では、明治以降、ヒグマに対して人間への被害の有無にかかわらず駆除をするという政策がとられてきました。その結果、ヒグマは絶滅が危ぶまれるほどに個体数が激減してしまいました。そのような危機的な状況を受けて、1990年からはヒグマを保護する政策に大きく方向転換されました。
近年、ヒグマの個体数は回復しつつあります。しかしその一方で、人間の生活圏にヒグマが出没するといったことなどが問題になっています。
特に知床半島は、狭いエリアのなかに、野生動物の生息環境と、漁業・農業などを営む住民生活、多数の観光客が混在しています。
ヒグマを保護しながら、人々の安全を確保していくためには、それぞれの活動エリアを明確に区分することが必要です。
また、人間の食べ物の味を覚えたヒグマは、繰り返し人間の生活圏に現れるようになります。餌付けやゴミの投棄を、絶対にしてはいけません。
ヒグマに出会わないようにすること、そして引き寄せないようにすること――それが、人とヒグマとが共存していくためには大切なのです。
知床のヒグマ
道路に出没するヒグマ
- ダイキンが支援する人とヒグマの共存事業については
「世界遺産の価値を守り、伝える事業」をご覧ください。
※ 本WEBサイトに掲載されている写真は、公益財団法人 知床財団のご協力によるものです。