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ダイキンの強みを体現するデザインと、「信用の器」である商標は、ともにブランドの重要な構成要素です。知財部門は他社権利侵害を回避し、デザインおよび商標の継続的・安定的な使用を担保するため、事業部門と連携して調査・出願活動を行っています。
様々な国で第三者による同一・類似商標の出願や使用が後を絶ちません。ダイキンでは他社出願の情報収集を行い、タイムリーに異議申立や無効審判請求を行っています。また、一部の国では現地拠点が積極的に他社出願やSNS、ECサイトのウォッチングを行い、これら同一・類似商標の出願や使用の早期発見・早期排除に努めています。
ダイキンは第三者による侵害行為に対して適切かつ正当な権利行使を行い、会社の重要な資産である知的財産を保全しています。
ダイキンブランドの模倣品・類似品の対応については、昨今、アジア各国で模倣品・類似品が増えており、ブランド毀損防止の観点から、現地拠点と協力の上、その規模の大小に関わらず徹底的に排除すべく体制を強化しています。
最近の事例としては、形態模倣(ブランドは第三者によるもの)によるものも増えており、警告を行って排除に至った案件もあります。
リモコンや空気清浄機のフィルタに関しては、税関登録を行って商品の輸入差止の実績を増やしています。
また、ECサイト上の模倣品増加に対応するため、これらのサイトを定期的に監視する体制を構築し、網羅的・効率的な対応を行っており、リモコンやポンプ等の削除実績が上がっています。
DAIKINロゴの商標出願・登録状況は以下のとおりです。
出願中の国と登録済みの国を合わせると160か国以上に上ります。
(2023年4月27日現在)