皆さまには、日頃より当社経営に高い関心をお寄せいただき、当社事業をご支援いただいておりますこと、この場を借りて御礼申し上げます。
2025年度は、想定を上回る需要減速に加え、地政学リスク、関税やコスト上昇といった要因が重なり、事業環境としては非常に難しい1年となりました。そのような中でも、収益重視の経営を徹底し、販売力・営業力の強化、戦略的売価施策の徹底、継続的なコストダウンに全社一丸で取り組んだ結果、売上高・営業利益とも前年を上回り、過去最高業績を更新することができました。事業別に見ても、主力の空調・冷凍機事業では、北米やアジアなどで高付加価値商品の拡大やチャネル強化、ソリューション提案の深化により、収益力を高めることができました。
2026年度は、新たな戦略経営計画「FUSION30」をスタートさせます。「FUSION30」では、2028年度の目標として、営業利益率10%、ROE12%を掲げ、稼ぐ力の再強化に着手しています。今期はその初年度として、収益性の向上と資本効率の改善を図り、過去最高業績をめざします。中東情勢の不透明さや関税問題など、先行きには不確実性が残りますが、安定供給の確保と機動的な経営対応により、変化に強い企業体質をさらに磨いてまいります。厳しい事業環境は、自分たちの強みを見つめ、体質強化につなげる機会ともなると捉えています。需要回復の局面で確実に成果を刈り取っていけるよう、事業体質の改善に取り組み「FUSION30」期間の成長・発展につなげてまいります。
配当につきましては、2025年度は、決算において当期純利益が公表値を上回り最高業績を更新できたことから、期末配当金を現公表から10円増額し、年間340円(中間配当165円、期末配当175円)とさせていただきます。 2026年度につきましては、これまでの配当実績を踏まえ、配当性向の水準を意識しつつ、安定性を重視しながら継続的な増配の実現に努めるという基本方針のもと、20円増配の年間360円(中間180円、期末180円)を予定しております。 さらなる成長・発展による企業価値の向上により、株主への利益還元についても一層の充実を図ってまいります。
今後とも当社の経営へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
以 上
2026年5月
代表取締役社長 兼 COO
竹中 直文

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