ニュースリリース
空気の新たな価値を提案し、ユーザーの声に応える
5つの商品を公開し直接販売を開始
ダイキン工業株式会社は、ユーザーから得た意見をもとに素早く商品を開発し、直接販売するオンラインプラットフォーム『DAIKIN LAUNCH X(ダイキン ローンチ エックス)』を11月1日に開設します。
人々の暮らしや働き方が多様化する中、空調に求められる役割はこれまで以上に広がり、ユーザーの声を的確に把握して商品やサービスに素早く反映させることが重要になっています。
『DAIKIN LAUNCH X』は、開発中のものを含む商品情報を公開し、集まったユーザーの評価や意見にもとづいて商品の発売の是非や仕様を決定し、Webを通じてユーザーへの直接販売を行います。商品によってはクラウドファンディングも活用し、支援者を募ってから生産を開始します。この取り組みを通じて、ユーザーのニーズに寄り添った商品を開発し、用途や使われ方の変化に合わせてさらに改良していく「アジャイル型商品開発※1」の加速をめざします。
その第一弾として、開発中のコードレス脱臭機『LOOP STREAMER(ループストリーマ)』とポータブルエアコン『Carrime(キャリミー)』の商品情報を公開し意見を募ります。また、直接販売する新商品として『アシストサーキュレータAIRLINK(エアリンク)』を11月1日に、IAQ※2センサー&AIコントローラー『Beside(ビサイド)』を11月30日に発売します。また、現在発売中のルームエアコン『risora(リソラ)』の正面パネルを自分好みの色や質感にカスタム可能な『risora Custom Style(リソラカスタムスタイル)』の注文も本プラットフォームを通じて可能となります。
今後、『DAIKIN LAUNCH X』では「空気の新たな価値の創造」をめざし、当社にはない技術や知見を持つ異業種企業との協創を通じて、ユーザー一人ひとりの理想の空間を実現する商品を提供していきます。
開発中の商品をWeb上で公開し、ユーザーから直接集めた声をもとに最終的な仕様や発売を決定する「READY PRODUCTS」と、完成した商品を直接購入できる「ONLINE SHOP」の2つのコンテンツを実装しています。それぞれのコンテンツを通じてユーザーと直接つながり、空気の新たな価値を次々と提案・販売していきます。
当社のエアコンや空気清浄機にも搭載された独自の空気清浄技術「ストリーマ放電」を応用した狭小空間向け脱臭機です。有害物質を酸化分解するストリーマ放電の特長を活用し、衣類や靴に付着したニオイを脱臭します。『READY PRODUCTS』を通じてユーザーから意見を集め、2020年の発売をめざしています。
エアコンの設置が難しいキッチンや洗面所、ガレージなど、様々な場所に持ち運び可能なヒートポンプ式のポータブルエアコンです。
クラウドファンディングサービス「Makuake」を当社で初めて活用し、300台以上の支援獲得を商品化の条件として2020年6月の発売をめざします。
ルームエアコンの気流を遠くに届ける、エアカーテンのように空気の壁をつくるなどの用途に加え、ルームエアコンと連動して室内の温度ムラも軽減できるサーキュレータ―です。2018年5月の初期モデル発売以降、ユーザーの使い方やご要望に応じて、より自由な使い方ができるようモデルチェンジしました。
品名 | アシストサーキュレータ AIRLINK |
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品番 | MPF08WS-W |
希望小売価格(税別) | 40,000円 |
発売日 | 2019年11月1日 |
IAQセンサーで検知する室内の温度や湿度、照度やCO2など様々な環境情報と、ユーザーの好みの快適さを『Beside』が学習。ダイキンの空調制御と『Beside』のAI技術を掛け合わせて一人ひとりにあった空気を提供します。
この『Beside』は、センシングやAI技術を強みとしてグローバルに事業展開する香港のIoTスタートアップ企業Ambi Labs社と開発した商品です。
品名 | Beside |
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品番 | BRY093A1 |
希望小売価格(税別) | 20,000円 |
発売日 | 2019年11月30日 |
空間に溶け込み、理想の空間の一部になるスタイリッシュエアコン『risora』の正面パネルを、ユーザーの好みの色や質感に変更できる有料オプションサービスです(2019年4月1日から開始)。本サービス『DAIKIN LAUNCH X』を通じて「ダイキンプロショップ※17」に申込めるようになりました。
ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。