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サプライチェーン・マネジメント

取引先様との連携

サプライチェーン全体での法令遵守マネジメント

取引先様の法令遵守の徹底を支援

ダイキンは、サプライチェーン全体での法令遵守マネジメントをめざし、取引先様の法令遵守の徹底を支援しています。

空調部門では、遵守を依頼する事項について、文書で通達するほか、年4回開催する取引先説明会でケーススタディを紹介し、意識の向上を図っています。
その他、取引先様専用WEBサイトで、環境に関連する法令情報を提供しています。

化学部門では、不定期に監査を実施しています。また、継続取引の評価時に取引先様に配布・回収する「外部提供者調査表兼自己診断シート」に、過重労働の是正、不適正な労働の排除、人権への配慮のためのマネジメントに関する項目を設け、取引先様の状況の把握に努めています。

取引にかかわる各部門に、下請法の遵守を徹底

ダイキン工業の仕入先・委託先のうち、下請法の対象となる企業は数千社に上ります。当社は、「下請法遵守ガイドライン」を制定し、支払い遅延などがないよう各部門やグループ会社に徹底しています。また、各部門で従業員を対象に下請法遵守に関する教育を実施したり、外部講習会に参加させるなど、この法律に対する意識の向上を図っています。

遵守状況については、コンプライアンス全般の点検の中で適正な支払いがなされているかどうかを監視しています。
また、下請対象供給者や生産委託供給者の財務状況には常に注意を払い、状況に応じて支払い条件の緩和などの救済処置を実施する場合もあります。

取引先様への環境マネジメントシステム構築支援

ダイキン工業では、取引先様に対して環境面で「グリーン調達ガイドライン」の遵守を依頼し、環境マネジメントシステムの構築と運用を要請しています。 ますます厳格化する化学物質規制などに対応し、定期的にグリーン調達ガイドラインを改定しています。

取引先様には環境・品質マネジメントシステムの構築とその的確な運用を前提とした「環境・品質サプライチェーン」をつないでいただく必要があります。そこで、ダイキン工業は取引先様の環境マネジメントシステムの運用状況を「グリーン調達調査」で把握しています。2018年度から経済産業省が推奨している化学物質管理システム「chemSHERPA(ケムシェルパ)」を導入し取引先様にも対応をお願いしています。これにより、確実でスピーディーな化学物質情報の管理をめざします。

また、2016年度から、CSR調達の一環で紛争鉱物(コンゴ民主共和国とその周辺国から産出され、武装勢力の資金源となっていることが懸念されるスズ、タンタル、タングステン、金の4種類の鉱物)の調査を取引先様に実施しています。

取引先様と連携した製品の品質向上・安全性確保

取引先様も参加する品質向上策の発表会開催や、品質指導を実施

ダイキンでは、国内外の各拠点で、取引先様の生産現場において定期的な品質監査を実施するほか、説明会や研修会を開催し、品質向上策、CSR調達などについて学ぶ機会を提供しています。

品質改善報告会

品質改善報告会

取引先様への品質向上、CSR・グリーン調達支援

ダイキンでは、取引先様への品質向上や、CSR・グリーン調達に関して、さまざまな支援を行っています。

取引先様への支援内容

取引先説明会 空調部門の取引先様を対象に、ダイキン工業の方針・状況の説明、当社CSR・環境取り組みの情報提供など。(年4回開催、2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から回数を1回に絞り、会場を分散して123社が参加。)
品質説明会 当社品質ガイドラインの理解浸透を目的とした取引先様への品質教育の実施。(毎年開催、2020年度は計2回(279社)参加)
品質改善報告会、
品質改善検討会 
空調部門の取引先様を対象に、品質上問題のあった取引先様から改善のための報告会。
(「品質改善報告会」は、2018年度は計5回(17社)、2019年度は計4回(30社)、2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から回数を1回に絞り、17社が参加。。
「品質改善検討会」は、2020年度は11社を対象に計124回実施)
品質監査 空調部門の取引先様を対象に、ISO9001に基づく監査機関による外部定期監査、空調生産本部と取引先様共同での内部監査を実施。また、当社担当者が取引先様を訪問し、新規部品採用時の調達・品質に関する管理項目の確認や、生産の合理化を目的とした生産工程の定期的な確認等を実施。(2018年度は95社、2019年度は99社、2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から対象社数を絞り44社に実施)
化学部門の取引先様を対象に、重要資材および品質異常を発生させた供給者に対し、ISO9001を規範とした監査を実施。(2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から対象社数を絞り4社に実施)
品質プロセス監査 空調部門の取引先様を対象に、当社の品質ガイドラインにもとづいた品質プロセスの監査を定期的に実施。
品質フォーラム 化学部門の取引先様を対象に、ダイキン工業の品質方針の紹介、調達品の不良率や品質コスト、各社の品質異常と、品質向上活動の紹介・発表など。(年1回開催)
2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、従来の集会形式を変更し、77社に対して情報提供とアンケートを実施。
表彰制度 取引先様の日々の貢献を称えるため、年1回、開発、生産、品質、価格、デリバリー、環境、グローバル貢献などの項目で顕著な貢献があった取引先様に対して、「CEO賞」「COO賞」「特別賞」などを選出して表彰。
取引先訪問 空調部門の取引先様を対象に、管理職やダイキン工業の卓越技能者「マイスター」が取引先様を訪問し指導。
技術交流会 新技術や新工法の発案のため、コロナ禍ではあったが対面やWeb面談を併用し、テーマ立案に向けた情報交換などを実施。(2020年度は15社参加)
技術説明会 取引先様と相互の技術提案の場として、ダイキン技術の説明会を実施(2020年度はWeb開催にて50社参加)

TOPICS

中国で取引先様の品質改善を支援

取引先様との品質会議

取引先様との品質会議

マッケイ中国(蘇州)社では、2020年度、お客様からの品質不具合のフィードバックを受け、空調品質部門が11社の取引先様と一緒に品質管理体制と製造プロセスを分析しました。改善項目を整理し、品質担当者に教育指導を行うことで、そのすべてを改善しました。
圧縮機品質部門でも、取引先様の品質会議に参加し、監査項目の追加や製造工程を改善するなどした結果、2019年度と比べ購入品の不良率を約2%下げることができました。

不良品ゼロに向けた「ZD活動」を国内外で展開

空調部門では、「サプライヤ品質会議」に参加する取引先様と連携し、2007年度から「ZD(ゼロディフェクト)活動」を展開しています。これは3S活動(整理・整頓・清掃)、未然防止活動(製造工程で起こりうる不良品の予知管理)、再発防止(過去に起こったトラブルの再発防止、維持管理)によって不良品をゼロにしようとする活動です。

2019年度はZD報告会を1回、国内17社が参加する個別報告会を25回実施しました。

取引先様と取り組むZD活動

取引先様と取り組むZD活動

製作所内の取引先様や業務請負企業の方々などの安全確保

取引先様や業務請負企業に対する安全情報の提供、構内パトロールを実施

ダイキン工業では、取引先様や業務請負企業の方々などと協力し、製作所内の安全確保に努めています。

取引先様、業務請負企業の方々などへの安全確保の支援

構内安全連絡会 業務請負企業の方々の安全を守るため、安全に関する啓発と情報共有を実施。(2カ月に1回開催)そのほか、構内パトロールや、人材派遣業者管理者対象の会合も開催。
安全講習会 製作所に出入りする多くの取引先様の納品車両の運転手に対し、構内外での交通規制などを指導。(毎年開催、2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から講習テキストを配布して実施。約400人が参加。)
協力会社様対象研修
  • 化学設備の定期整備を行う協力会社の作業者を対象に、安全・施工品質管理の研修、SDS(化学物質安全性データシート)による化学物質の危険有害性情報の提供、ポケットサイズの「安全Booklet」の配布。2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、1回の参加人数を制限、会場入場時の検温など感染対策を徹底し、対面形式で研修を実施。(2020年度は8回実施、358人が参加)
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、従来の集会形式の安全講習会を変更。262社に対して、安全運転に関する情報提供とアンケートを実施。
関連情報

労働安全衛生

ともに成長・発展する関係づくり

理解と信頼を深めるためのコミュニケーションを大切に

ダイキンは、取引先様と互いに理解し合い、信頼関係を深め、切磋琢磨しながらともに成長していくために、あらゆる機会を捉えてコミュニケーションを図るよう努めています。

空調部門では、グローバル調達本部長や部長、管理職が折々に取引先様を訪問したり、取引先説明会、賀詞交歓会、表彰式典を開催したりして、取引先様とのコミュニケーションの深化に努めています。2020年度は、新型コロナウイルス感染の影響もあり、オンライン形式で開催しました。
2014年4月より、「空調協力会」を再発足しました。これはグローバル化の陰で日本のモノづくり力が弱体化するなか、国内サプライヤが国際競争力を確保すること、為替・市況などの急激な環境変化に迅速に対応できること、新たなモノづくりに向けたイノベーションのきっかけをつくることを目的としています。2020年度は「情報交換会」をオンライン形式で3回開催し、互いに情報を共有したり、異業種間で議論することで相互に発展をめざす関係を維持しています。
「空調協力会」分科会においては、2019年度も引き続き「安全」「納入改善」「貸与資産」の3テーマを継続し、活動を行いました。取引先様同士、弊社との協業含めて双方にメリットのある活動となっています。

化学部門では、継続的に実施している品質フォーラムの開催だけでなく、購買担当者が積極的に取引先様と面談し、技術や品質、価格などの課題について情報収集と意見交換を行い、必要に応じて臨時あるいは応急的なサポートを関連部署に要請し問題解決に努めています。

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