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2018年度 活動ハイライト 人材
2018年度 活動ハイライト 人材

急拡大するベトナム空調市場で、
エアコンの普及を支える人材を育成

Why?なぜ重要か

空調市場が年々拡大するなか、現地の技能・技術者の育成が急務だから

平均年齢が30歳と若く、人口増加や経済成長が続くベトナムでは、エアコン需要は、2008年から2018年で約5倍に増え、今後も拡大する見込みです。しかし、急速な経済成長に伴い、エアコンの製造から据付やメンテナンスを担う技能・技術者が不足しており、ベトナムのエアコンの普及を支える人材の育成が急務です。

ベトナムのエアコン需要

ベトナムのエアコン需要

出典:一般社団法人 日本冷凍空調工業会「世界のエアコン需要推定」

DAIKIN’S APPROACH

ベトナムで新工場を稼働し、省エネ性の高いエアコンを普及

ベトナムでは、所得に占める電気料金の高さから、インバータエアコンなどの省エネ性の高いエアコンが求められています。高品質で省エネ性の高いエアコンを安定的に供給するため、ダイキンベトナム社(以下、ベトナム社)では、2018年5月、ハノイ近郊に新工場を立ち上げました。2020年度には、生産能力を年間50万台から100万台に拡大し、従業員もベトナム社全体で2,000人を超える規模まで増員する計画です。また、販売・サービスなどエアコンの普及に欠かせない人材の育成にも注力しています。

ベトナム社の従業員数

ベトナム社の従業員数

DAIKIN’S PERFORMANCE

海外拠点が主体となり、製造や据付、メンテナンスに携わる人材を育成

世界各地で事業を展開するダイキンでは、事業拡大や買収により工場の数が急速に増加していることから、各地域が主体となったモノづくり体制の構築を進めています。今回のベトナム新工場立ち上げでは、ダイキンインダストリーズタイランド社(以下、タイ社)主導のもと、日本がサポートして、ベトナム新工場で製造に携わる技能者の育成に取り組んでいます。

ベトナム新工場では、エアコンの製造の基本となる技能を持ち、実践を積んだ技能者の不足が課題です。そこで、新工場稼働前にベトナム社のマネージャークラスの従業員約60人を対象に、タイ社の工場にて研修を実施、現在も継続しています。また、日本が指導し、アジア・オセアニアで初となるIoT技術を活用した生産管理システムなどの最新技術を導入。ベトナム社はもちろん、ベトナム社を指導するタイ社の技能者の育成にもつながっています。このような国を越えた交流は、指導をする側・受ける側双方にとって、指導力や技能の向上、また、意欲を高める機会にもなっています。

また、ベトナム社では、エアコンの据付やメンテナンスに携わる技術者が不足していることを受けて、新工場にトレーニングセンターを開設し、タイ社や日本と連携して、自社や販売店などの技術者を育成しています。

ベトナム社の技術者は、トレーニングセンターで基礎を習得した後に、タイ社でより高度な技術を学んでいます。その後、サービス部門で実務経験を積むことで、販売店など社外の技術者も指導できるレベルにまで育成しています。

また、販売店に対しては、座学だけでなく、実際の機材を使って据付方法などを学ぶ実践的なトレーニングを提供しています。受講者は、2019年3月末時点で2,100人となり、2020年度には1万人を目標にしています。住宅用エアコンだけでなく、より高度な技術が必要なビル用マルチエアコンの据付なども指導することで、販売店の取り扱い機種の拡大にもつながっています。

トレーニングセンターでの指導風景

トレーニングセンターでの指導風景

NEXT CHALLENGE

エアコンの普及を支える人材を育成し、地域とともに持続的に成長

ダイキンでは、ベトナムだけでなく、今後も事業を展開する世界各地で、各地域が主体となり、エアコンの製造やメンテナンスなどに携わる空調産業を支える人材を育成するとともに、自拠点だけでなく他拠点なども指導・教育し、世界で活躍できる人材も育成していきます。そうした取り組みを通じて、世界中の国や地域の発展に貢献しながら、持続的に成長していきます。

Voice

国を越えて人材育成に貢献

私は、エアコンの製造に不可欠なろう付けの技能や知識を指導するグローバルトレーナーであることを誇りに思っています。今回、ベトナム新工場のろう付け技能者の育成に携わりました。自拠点・他拠点双方の育成に携わるのは、自分自身にとって大きな挑戦であり、大変すばらしい機会に恵まれたと思っています。今後もグローバルトレーナーとして技能や指導力を高めながら、ダイキングループの技能者の育成に取り組んでいきます。

ダイキンインダストリーズタイランド社 Phongthorn Yoonutch 氏

ダイキンインダストリーズタイランド社
Phongthorn Yoonutch 氏

CSR・環境
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