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2020年度 活動ハイライト 新価値創造
2020年度 活動ハイライト 新価値創造

モノからサービスへ――
快適な空気環境を最良の形で提供

Why?なぜ重要か

社会が求めているのは「エアコン」でなく「空気環境」だから

「ドリルを買う人に必要なのは穴」といわれる通り、エアコンを買う人が求めるのは、快適な空気環境がずっと続くことです。それを満たすために必要なのは、機器の単なる販売ではなく、その機能を最も良い形で使ってもらえる方法を見いだし提供すること。モノからコトへ発想を転換し、お客様や利用者、そして地球環境にとっても最適な空調利用のあり方を実現するサービスが求められています。

業務用空調における真のニーズ

業務用空調における真のニーズ

DAIKIN’S APPROACH

ワンストップサービスで快適な空調の稼働を保証

ダイキンは、空調機の開発と運用保守という事業リソースをパッケージにして提供するPaaS型の新サービス「AaaS(Air as a Service)」を三井物産株式会社と協業で開発しました。AaaSとは、空調機を購入することなく月額制で利用できる空調サービス。機器の選定・施工から最適運転、エネルギーマネジメント、保守メンテナンスまでをダイキンがワンストップ体制で受け持ちます。契約期間中は、故障予知による予防的メンテナンスで空調の安定稼働を保証。不具合が起きた場合も修理費がかからないうえ、法定の点検などもダイキンが実施します。

これにより、お客様は空調の初期導入・電力消費・運用管理にかかる費用と人的労力を削減できます。機器の売り切りではなく運用までサポートすることで、お客様に寄り添って最適な空気環境を提供できるのです。

PaaS(Product as a Service):製造業のサービス化。

DAIKIN’S PERFORMANCE

最小の電力・労力・費用で実現する最大の快適さと安心感

AaaSを導入することで、利用者は空調の状態を気にかけることなく、本来すべき業務に集中できます。このことは、空調の安定稼働が必須である病院ではなおさら重要です。不具合があれば、患者の体調だけでなく精密な検査機器や情報システムにも悪影響を及ぼします。医療業務が山積するなか空調の温度設定やメンテナンスに煩わされるのは、看護師や職員にとっても多大なストレス。最適な空気環境を、維持できるメリットは大きいといえます。資金面でも、故障による突発的な出費を抑制できます。

2018年からの3年間で、25件を成約しました。うち兵庫県の医療法人財団樹徳会上ヶ原病院の例で、空調電力消費量を導入前と比べて2年間で36.8%削減。また、職員が仕事に専念でき、患者にも不便のない空気環境を維持する効果をあげています。これらのことが評価され、AaaSは2020年度省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。

病院・介護施設に加えて、企業のビルや工場でもAaaSの採用が進んでいます。空調管理にかける人的労力の削減に加え、空調設備を自社の資産としないことから初期投資の抑制によるキャッシュフローの改善に役立っています。

AaaSの提供する価値

最小の電力・労力・費用で最大の快適さと安心感を

NEXT CHALLENGE

実証実験を活性化してさらなる新サービスを創出

ダイキンは、快適な空気環境を最良の形でお客様に提供し続けるための実証実験の場「point 0 marunouchi」でさまざまな試みを行っています。そこで生まれた、密を見える化し換気する「Air as 換気」サービスを2020年12月に開始しました。シェアオフィスなど不特定多数が集まる空間に、快適・安全・安心な空気環境を月額制で提供します。

今後も空気に関する真のニーズに応えるソリューションを追求し続けます。

Voice

空調に関する悩みがなくなりました

AaaSを導入して、冷暖房への不安がなくなりました。電話1本でエネルギーマネジメントの設定変更もしてくれるので助かります。運転実態のデータにもとづいた提案は実効性が高く、電気料金の削減効果も予想以上です。設備を所有せず空調サービスを定額料金で利用するというしくみは、とても合理的だと思います。

大江 与喜子 氏

医療法人財団
樹徳会上ヶ原病院理事長
大江 与喜子 氏

CSR・環境
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