環境マネジメント
ダイキンでは、新製品の開発に際して、性能や使いやすさと並んで環境性を重視し、企画・設計段階に製品アセスメントを実施しています。製品アセスメントでは留意すべき13項目について詳細な評価基準を定め、これにもとづいた製品開発を進めています。
また、製品のライフサイクルごとに、環境影響を定量的に把握するLCA(ライフサイクルアセスメント)の手法を用いて、空調機器の温暖化影響を評価。前の製品モデルとの相対評価を実施し、トータルで環境負荷が低減されていることを確認して製品化しています。
フッ素は、主に炭素原子と結びつくことで「熱に強い」「薬品に侵されない」といった高い安定性を発揮し、ユニークな機能を持つ化合物に生まれ変わります。
これらの特性を生かして、さまざまな分野に使用されることで環境負荷の低減に貢献しています。
フッ素材料が持つ耐熱性、耐薬品性などの特性を生かし、半導体分野や次世代自動車に向けた材料の研究開発に取り組んでいます。また、フッ素の特性はリチウムイオン電池の大容量化にも貢献することから、電極バインダーやパッキンにも使用されています。今後も再生可能エネルギー、新エネルギー、省エネなどの分野に活用の幅を広げていく方針です。