基本的な考え方
エアコンは多くの電力を消費する商品であり、また冷媒として使用されるフロンにはオゾン層への影響や温室効果があります。特に経済成長が見込まれる新興国では、エアコンの需要の拡大に伴って気候変動への影響も深刻化すると予測されています。
ダイキングループは、低温暖化冷媒や省エネ技術の普及、またそれらと周辺機器や建物の組み合わせによるソリューションの提供によって、製品が及ぼす気候変動への影響緩和に注力しています。
加えて、開発・生産・輸送時の温室効果ガス排出削減に努めるとともに、生産から製品の廃棄に至るフロンの適切な回収・再生・破壊に取り組んでいます。
出典:IPCC第5次評価報告書、第3作業部会報告書
環境負荷の少ない製品・サービスを普及させ、環境・エネルギー問題の解決に貢献します。
ライフサイクルごとに環境影響を定量的に評価し、電力消費の少ない製品の開発に努めています。
気候変動への影響の少ない冷媒の開発・普及に努めています。
省エネ性の高いインバータエアコンを全世界に広く普及させることに力を入れています。
省エネ性の高いヒートポンプ技術を用いた給湯機や暖房機の開発・普及に取り組んでいます。
フッ素化学製品や油圧機器で、エネルギー消費の少ない製品を開発しています。
開発・生産・輸送に伴う温室効果ガスの排出削減に取り組んでいます。
エネルギーマネジメントやデマンドレスポンスの推進、創エネなどに取り組んでいます。
生産から回収・再生・破壊まで、ライフサイクル全体で冷媒の環境負荷削減に取り組んでいます。