ページの本文へ

  1. トップ
  2. 企業情報
  3. CSR・環境
  4. 顧客満足
  5. お客様満足(CS)の追求

顧客満足

お客様満足(CS)の追求

基本的な考え方

ダイキンでは、お客様がどのくらいアフターサービスに満足されたかを測り、お客様満足の向上に活かしています。保守・メンテナンスなどを担うサービス部門では「最高のサービス品質(速さ・確かさ・親切さ)の実現」を基本方針に、サービスエンジニアの技術力アップや、お客様への対応レベルの向上に取り組んでいます。

またダイキンは、グループ経営理念で「お客様自身も気づいていない「次の欲求」や「夢」を見つけ出し、新たな価値を具体化すること」が使命であるとしています。高品質の商品、素材、サービスを提供するだけでなく、積極的な提案やアプローチをしていくことで、お客様にとっての利便性と快適性を高め、満足度の向上につなげたいと考えています。

サービス満足度の向上

世界各地にサービス体制を構築

ダイキンでは、国内のお客様からの修理依頼・技術相談・購入情報などすべてのご相談は、総合窓口である「ダイキンコンタクトセンター」が24時間365日体制で受け付けています。

また、海外でもコンタクトセンターの設置などアフターサービス体制を整え、「速さ・確かさ・親切さ」をスローガンに、各国・各地域の事情に応じ、お客様の多様なご要望にお応えしています。

2017年度はイギリスで暖房事業強化に向け、B to Cに特化したコンタクトセンターを立ち上げました。今後もコールセンターの設置や、WEB上での技術情報の提供、応対品質向上研修などに取り組みます。

コンタクトセンター(イギリス)

コンタクトセンター(イギリス)

コンタクトセンター(中国)

コンタクトセンター(中国)

サービス満足度の把握

ダイキンでは、2015年度に比べお客様のアフターサービス満足度がどのくらい向上したかを指標として、サービス満足度を把握しています。

お客様満足度

  2015 2016 2017
日本 1.00 1.07 1.11
中国 1.00 1.00 1.01
シンガポール 1.00 1.03 1.03
イタリア 1.00 1.01 1.00

2015年度を基準年(1.00)としたアフターサービス満足度

国内では、エアコンのアフターサービスにおけるお客様満足の向上を目的に、サービス完了後のお客様対応の評価をいただくアンケートを実施しています。2017年度は、夏期繁忙期(6~8月)のお客様満足度総合評価における5段階評価で、平均4.49という過去最高の評価をいただき、2015年度比1.11でした。これは、「受付から完了までの速さ」、「一度の訪問での修理完了」の重点施策や、「技術力向上」、「お客様対応力の向上」などの教育訓練に取り組んできた成果と考えています。

総合満足度

総合満足度

サービス完了後1~2週間後に、サンプリングとして抽出したお客様にアンケートはがきおよびWEBの案内を送付し、回答いただく「ふれあいアンケート」の結果。5段階評価の加重平均。

サービス品質向上のために必要な知識・技能教育体系を整えています

高いサービス品質を実現するためにはサービスエンジニア一人ひとりの技術力が重要です。サービスエンジニアに対して、空調サービス品質の基礎研修のほか、各階層や職種別にさまざまな研修や資格取得教育を実施しています。

国内では、サービスエンジニア全員を対象とした講習会や技術力評価試験を実施し、一定水準以上の技術力を有すると認められるサービスエンジニアでなければ一人で修理作業ができないようルール化しています。
さらに、より高い技術レベルを有するチーフエンジニアの育成にも取り組み、チーフエンジニア認定試験の合格者数はのべ1,600人以上になりました。
また、現場作業時の安全を確保し、的確で確実な作業を行う技能力向上にも取り組み、技術・技能両面でお客様に満足いただけるエンジニア育成をめざしています。

海外においても、サービスエンジニア認定制度や育成プログラムの導入など地域統一制度化を進めており、中国では2016年、アセアン・オセアニア地域では2017年より運用を開始しました。さらに、欧州地域においても2018年に導入する計画です。
また、各国のサービス品質向上のキーマンを対象に、日本のサービスエキスパートを派遣して、ろう付け指導や故障診断・修理技術指導等を展開。キーマンが継続して自国展開できるサポートを行い基盤を整えています。
2017年度は香港、マレーシア、フィリピン、インドネシア、フランスに6人の国内サービスエキスパートを派遣し、のべ10回、30日、50人のサービスエンジニアに教育を実施しました。

事例:サービスオリンピック

2016年に世界20カ国の海外各社から選抜された28人のサービスエンジニアが集結して開催した第一回サービスオリンピックを皮切りに、中国やアジア各国、フランスにおいて2017年に欧州地域で初の修理技術や顧客応対等のサービス品質を競い合う技能大会を開催し、従業員同士で切磋琢磨できる環境を整えました。
さらに2018年にはイタリアを始め欧州主要販買会社で技能大会を計画、アセアン・オセアニア地域においても地域大会の開催を計画中です。
今後も国・地域の従業員やエンジニアが切磋琢磨できる環境を整えていきます。

事例:サービス大学、サービスアワード

国内のサービスエンジニアを対象とし、3年間にわたる研修プログラム「サービス大学」では、大学さながらに職種ごとに受講科目を決定し、定期的に試験を行いながらステップアップを図っています。
また、全国各地に設けたサービスステーションごとにチームを編成し、「速さ・確かさ・親切さ」などのサービス品質を競い合う「サービスアワード」を毎年開催し、各サービスステーションが楽しくやりがいを持ちながら、お客様満足度を高めています。

据付品質向上のための教育体系を整えています

お客様に満足してエアコンをお使いいただくためには、据付工事の品質も重要な要素です。設計・施工技術やサービス技術を習得するための研修所を国内6カ所に設け、当社エンジニアだけでなく、販売店様の施工技術やサービス技術を向上するための研修制度を整えています。

各研修所では、お客様に「役に立つ・わかりやすい・親切に」をモットーに、最新の商品や動画教材を導入し、現場に即した研修を実施しています。とりわけ需要が拡大している寒冷地で、販売店様の技術者育成を図るため、近年、「ダイキン研修プラザ東北」と「ダイキン研修プラザ札幌」を開設し、空調工事やサービスの実習研修を充実させています。

研修内容は、販売代理店様やサービス協力店様向けに個々の要望に合わせた専用コースを設定しています。計画的なレベルアップをめざすステップアップ研修や、販売店様の多様化するニーズに応えるソリューション研修、お客様満足度向上を図るソリューションセミナー、資格取得・準備コースなどの全51コースです。

また、環境保全の重要性について理解を深める環境関連のソリューション研修を5コース開催しています。地球温暖化・オゾン層破壊問題の一般知識、フロン類の取り扱いの注意、地球温暖化防止への取り組み要請などをまとめた環境冊子を配布し、その内容を研修の全コースで展開しています。

国内グループ会社での新入社員向け講習会、海外グループ会社での販売店様向けの技能研修なども充実させ、お客様満足の向上や作業者の安全確保に努めています。

販売代理店様向けの技能研修

販売代理店様向けの技能研修

全受講者に配布する環境冊子

全受講者に配布する環境冊子

お客様ニーズの把握と反映

世界でマーケティングリサーチ機能を強化

海外展開を加速しているダイキンが、お客様満足度を高めていくためには、海外各地域でのニーズを的確・迅速に把握し、製品開発に活かしていくことが重要です。 そこで、エアコンの開発体制を日本一極集中型から、地域拠点でも商品開発・リサーチを行う自立分散型に転換し、世界でマーケティングリサーチ機能を強化しています。中国、欧州のR&Dセンターを筆頭に、アジア・オセアニア、北米拠点での開発機能強化を順次進めています。

中国では社会問題になっているPM2.5対応のエアコンや、激しい油煙に対応したキッチン専用の室内機、除湿乾燥を強化した浴室専用の室内機など、生活スタイルやニーズに応じたさまざまな製品を開発しています。

北米においては、R&Dセンターを開設し、2018年度にDaikin Open Innovation Lab Silicon Valleyを開設予定。北米特有の空調商品に当社に強みのある技術(インバータ、マルチ、冷媒等)を融合した差別化商品を創出すると共に、北米で先進するAI/IOT技術を活用した新たな価値創出を推進していく予定です。

ダイキンソリューションプラザの活用

ダイキンは、お客様の生活をより快適にする最適なソリューション提案をめざしています。
多様化するお客様のライフスタイルに合った「次の欲しい」を先取りするためには、製品開発者や技術者が、お客様とコミュニケーションを深め、直接ニーズを感じ取ることが不可欠であると考えており、実際の商品やエネルギーマネジメントシステムをご覧いただきながらコンサルティングを行う「ソリューションプラザ」を東京、大阪、上海、ニューヨークなど、世界各地に開設しています。

ダイキンソリューションプラザ「フーハ大阪」

ダイキンソリューションプラザ「フーハ大阪」

コンタクトセンターに寄せられるお客様の声を品質改善・新商品企画に活用

コンタクトセンターなどに寄せられるお客様のご要望・クレームなどの情報は、データベース化して記録しています。お客様のご意見・ご要望は、品質部門と関係部署が共有し、原因究明や対策を講じ、製品・サービスの改善につなげています。
特に2017年度は、新商品販売後の市場反響などの情報を、営業・商品開発部門とスピーディーに共有することに注力し、お客様に喜んでいただけるよう次の商品づくりにも活用しました。

ダイキンコンタクトセンター受付件数(国内グループ)

ダイキンコンタクトセンター受付件数(国内グループ)

ダイキンコンタクトセンター受付件数(中国)

ダイキンコンタクトセンター受付件数(中国)

アンケート結果を製品・サービスの向上に反映

お客様の満足度向上を実現するために、各部門でお客様アンケートを実施しています。

お客様のニーズ・満足度を把握するために、ホームページなどを通じて製品に対するご意見を収集するほか、量販店の店頭でお客様の生の声を聞くとともに、空気清浄機のユーザーにモニター協力をお願いし、お客様の声を収集しました。 ルームエアコンでは、調査会社を利用して購入者の意識調査を定期的に実施し、ブランドイメージや、意識変化のトレンドをリサーチしています。

いただいたご意見は製品開発に活かしています。

収集したお客様の声を製品開発に活かしています

お客様の声を反映した商品:「risora(リソラ)」

2017年度、「リノベーションで部屋をおしゃれにしたいのにエアコンだけはどうしようもない」というスタイリッシュなエアコンを求めるお客様の声に応え、インテリアとの調和を追究しデザインと最新機能を兼ね備えたエアコン「risora (リソラ)」を開発しました。
奥行185mmの薄厚のボディでありながら、省エネエアコン「うるさら7」で培った垂直気流・天井気流やプレミアム除湿などの最新機能を搭載し、空間の心地よさも追求したモデルです。
「2017年度グッドデザイン賞」や国際的デザインアワード「iFデザインアワード2018」などを受賞、国内外からそのデザイン性と機能性が評価されています。

お客様の声を反映した商品:「ココタス」

2017年度に発売した小空間用マルチカセット「ココタス」は、エアコンが設置されていない、洗面所やキッチン、書斎などの小空間で、これまで暑さや寒さを我慢していたお客様の声(ご不満)から生まれました。
「暑いキッチンで揚げ物をしていると食欲がなくなる」「お風呂上がりの洗面室でドライヤーをすると汗をかくのがすごく困る」という声に応えた、小空間向けのエアコンです。
「グッドデザイン賞」において「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。
また発売後も、販売店様、工務店様から商品の使われ方をフィードバックするアフターマーケティングを強化し、近年の住宅事情からみた今後のニーズも先取りしていきます。

お客様の声を反映した商品:高齢者や訪日外国人も操作しやすい「直感リモコン」

オフィスや店舗、ホテルなどで使われる業務用エアコンは、快適性や省エネ性、利便性を考慮した多くの機能を搭載しながら進化してきました。
それと同時にリモコンの使い方は複雑化し、特に近年増加する高齢者や訪日外国人にとって分かりづらく、エアコンを思うように使えない要因のひとつとなっています。

店舗・オフィス用エアコン「FIVE STAR ZEAS」シリーズで2017年4月に採用した直感リモコンは、操作ボタンの数を最小限に抑え、さらに液晶画面を利用者自身が使いやすい表示に変更できます。
また、表示する言語も日本語や英語、業界初の中国語、言語に制約されないピクトグラムに切り替えられます。「FIVE STER ZEAS」だけでなく「ビル用マルチエアコン」でも使用でき、より幅広いシーンで誰もが分かりやすい直感的なリモコン操作を実現します。

ユニバーサルデザインの導入

誰にでも使いやすい製品を開発

ダイキングループでは年齢や障がいの有無などにかかわらず、できるだけ多くの人が使いやすい商品を開発するためにユニバーサルデザイン(UD)の考え方を開発に取り入れています。

ダイキン工業は、UDとはそれを使うあらゆる人への配慮を怠らないという、モノづくりの発想そのものであると捉え、この考え方が当然のこととして開発に活かされるよう、地道な努力を続けていきます。

ユニバーサルデザインの例
スマートフォン対応ソフトのユニバーサルデザインに関するガイドラインを作成

ダイキン工業は2012年12月、スマートフォンでエアコンの操作ができるアプリ「Daikin Smart APP」の提供を開始し、室内からだけでなく、外出先からも簡単に家のエアコンの運転状況の確認や停止、運転切り替えができるようにしました。
どんな人でもストレスなく自然に使えるアプリになるよう、ユニバーサルデザインに関するガイドラインを作成。ユーザビリティテストを通じて、操作ミスが起こりにくいボタンサイズやレイアウトなどを追求しました。
2014年4月には、エアコンのほかエコキュートや床暖房など、複数の機器をスマートフォンや携帯情報端末で操作できるアプリ「Daikin Home Controller APP」の提供も開始しました。

キャプション

複数の機器を操作できるアプリを提供

化学部門の取り組み

化学部門では、満足度向上のポイントを「品質向上」「安定供給」「コスト」「お客様のニーズへの対応(新商品開発)」と定め、お客様満足度に関する情報を継続的に評価、改善していくことで、お客様の信頼と満足を得られる企業をめざしています。

製品勉強会と各種交流会を開催

化学部門のフッ素化学製品は、高機能・高性能な材料である反面、加工方法が特殊な場合があります。テクニカルサービス部門がお客様を訪問し説明するだけでなく、お客様向けに「フッ素塾」と題したフッ素材料の特性や当社設備を使った加工方法の製品勉強会を定期的に実施しています。
2017年度も、「樹脂」「ゴム」「塗料」製品をテーマに合計4回開催しました。

また、WEBサイトでは各種製品情報を幅広く公開し、製品の特長や安全に関する情報を提供しています。WEBサイトを通じて寄せられたお客様からのお問い合わせについては、営業担当者が窓口となり、テクニカルサービス、研究開発、品質保証、環境・安全の各部門と連携して対応しています。

製品特性、応用分野など幅広い知識を共有

化学部門の営業担当者には、お客様である企業の研究者や開発担当者が求める機能をヒアリングして、最適な製品を提案する力が求められます。お客様の業態に応じて、製品の持つ機能を発揮させるための加工方法、添加量、温度など多種多様な知識が必要となります。

そこで月に1回の営業・研究・製造一体の会議や、営業成果発表会、研修会を通じ、営業情報だけでなく、製品知識や関連法規や特許の情報も共有しています。 具体的な用途、採用事例の紹介やお客様のニーズを伝えることで、商品開発、用途開発に活かすとともに、開発製品の特長を深く理解することで、お客様への新たな提案にも役立てています。
2017年度は、特許情報入手、化学物質規制(PFOA、REACH)、品質保証体制、海外貿易実務をテーマに勉強会を行いました。

また、お客様への教育プログラム「フッ素塾」を自己研鑽の場としても活用して知識を深めたりしています。

今後も、フッ素をさまざまな業態に活用できる幅広い知識を習得した従業員の育成を続けていきます。

関連情報

フッ素化学

CSR・環境
ページの先頭へ