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気候変動への対応

環境負荷を低減する製品・サービスの開発と普及促進

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製品性能における省エネ化や、地球温暖化係数が小さく安全な冷媒への転換など、ダイキングループはあらゆる面で環境負荷の低減に取り組んでいます。

さらに、そうした製品を効果的に組み合わせることで、使用時における環境負荷を低減しながら、快適な空気環境を実現するソリューションの提供にも注力しています。

環境調和製品の開発とその普及の推進

ダイキングループは、空調機による地球温暖化への影響を低減するため、環境調和製品を「スーパーグリーンプロダクト」・「グリーンプロダクト」に定義し、それらの開発・普及を推進しています。

2016年度は住宅用エアコンの売上高に占める、環境調和製品の比率は 74%でした。

名称 定義
スーパーグリーンプロダクト

以下の条件をすべて満たしている空調機

  • 従来機に比べて、消費電力量を30%以上削減していること
    例)インバータを搭載した空調機など
  • 従来冷媒より、温暖化係数が3分の1以下の冷媒を使用していること
    例)低温暖化冷媒R32を使用した空調機など
グリーンプロダクト 上記の条件をいずれか1つ満たしている空調機

環境調和製品の売上高比率(住宅用エアコン)

環境調和製品の売上高比率(住宅用エアコン)

TOPICS

レトロフィットシステムが平成28年度省エネ大賞「経済産業大臣賞」受賞

 「レトロフィットシステム」は、設置から5年以上経過した当社の既設ビル用マルチエアコンの圧縮機と省エネ制御ソフトを最新仕様のものに交換する、世界初のメンテナンスサービスです。従来型メンテナンスのメリットを活かしつつ、主要部品を入れ替えるだけで、消費電力を年間最大15%まで削減できます。対象となる当社の既設ビル用マルチエアコンは世界で約100万台あり、グローバルで本サービスを展開することで、温室効果ガスの排出削減効果が期待できます。

IoTを活用した空調省エネ運用改善で平成28年度省エネ大賞
「省エネルギーセンター会長賞」受賞

老人福祉施設の多くは、省エネ意識を持っていても空調機の日々の運用管理に時間をかけられず、高齢の入居者の快適性を最優先するために、やむをえず全館の空調機を24時間運転してしまうといった課題を抱えています。本事例では、該当の老人福祉施設において、IoT を活用した当社独自のエネルギーマネジメントサービス(EMS)を導入し、入居者の快適性を維持しつつも、消費電力を最大約33%削減しました。

今回、当社は該当施設にインターネットを介した空調機の遠隔監視システムを導入。空調機の運転データと職員からのフィードバックにより、利用状況に応じた改善点を見つけだし、日々の温度設定や運転の入り切りなど空調機の運用を自動化していきました。また、遠隔操作でも当社が空調機の運用設定を変更できるよう改善し、急な要望にも、スピーディーに対応できるようにしました。

省エネハイブリット油圧ユニット「エコリッチ」が工場の省エネ化とCO2削減に貢献

工場などで使われる工作機械の油圧制御軸を動作させるための油圧ユニット「エコリッチ」は、1999年世界で初めて油圧技術と空調で培ったインバータ技術を融合し開発され、当社従来タイプに比べ約50%の消費電力削減を実現しました。

2016年には高効率IPMモータを搭載し、従来型に比べ消費電力をさらに30%削減。工場の省エネに貢献するとともに油温上昇を5℃低下させ、油圧ユニットが使用される機械への熱影響を低減し、加工精度向上に寄与します。

エコリッチエコリッチ

「UXシリーズ」をはじめとする床暖房接続可能な住宅用マルチエアコンが平成28年度省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」を受賞

高齢化社会の進行に伴い、室内の温度差によって生じるヒートショックを緩和するため、家全体を暖房するニーズが増えてきています。本製品は1台の室外機で室内機と床暖房を合わせて5台まで接続可能で、利用者のライフスタイルに応じ、多様な室内機器を自由に組み合わせ可能です。

室内の温度とエアコンの設定温度の差が大きい起動時には、いち早く快適な環境になるよう、エアコンと床暖房を同時に運転します。このとき、エアコンと床暖房の2つの熱交換器を活用し高効率運転が可能となります。床暖房のみの運転と比較して、部屋全体が暖まるまでの時間は従来の半分以下、消費電力も33%削減します。また、室外機1台で複数の部屋の空調機器をまとめて管理できるので、住宅全体での消費電力を抑えることができます。

さらに、室温がエアコンの設定温度に達した後は、エアコンの運転を最小限に抑え、低温水を利用した床暖房中心の運転により省エネ性と快適性を維持します。室内の温度が低下した際は、エアコンで補助し、室温を保持。高気密化・高断熱化が進む最近の省エネ住宅ではいっそうの効果を発揮します。

 2016年10月には、デザイン性に優れインテリアにも調和しやすい住宅用マルチエアコン室内機『UXシリーズ』を新たにラインアップしました。住宅のデザインに対する多様なニーズにも応えていきます。

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環境負荷を低減するソリューションの提供

ビル全体・街全体の省エネを実現

ダイキングループは、インバータ技術や冷媒技術といった環境技術を駆使し、エアコン単体での環境影響を抑制するだけでなく、ビル全体や街全体の省エネソリューションも提供しています。

快適性を維持した節電のためには、ビル全体のエネルギー管理システム(EMS)が有効です。経済産業省はEMSを広めるため「エネルギー管理システム導入促進事業」を実施しており、2012年4月、ダイキン工業はその「エネルギー利用情報管理運営者」(BEMSアグリゲータ)として採択されました。快適性を損なわずに空調の非効率な運転を防止し節電と快適性の両立を図るきめ細かなデマンド制御や、気象予測データに基づき省エネ・節電制御を自動設定するシステムの提供を加速しています。

また、本事業は、2014年度から平成26年度エネルギー使用合理化等事業者支援補助金の「エネマネ事業者の活用」にスキームが引き継ぎされ、当社もエネマネ事業者として登録、取り組みを強化しています。2016年度は6件のシステムを導入しました。

さらに2013年度から、環境省が主催する「グリーンビルディング普及促進に向けた改修効果モデル事業」等の診断機関に選定され、エアコンを遠隔監視する「エアネットサービスシステム」の契約先などに対して、運転データをもとに運用改善や省エネサービスを提案しています。2016年度までに累計220件の省エネ診断サービスを提供しています。省エネ効果は年間約1,630万kWh、累計で3,430万kWhをお客様に提案しました。

イギリス・マンチェスターでは、2014年度から2016年度までの3年間、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が実施する「スマートコミュニティ実証事業」に、(株)日立製作所、(株)みずほ銀行と共に参画しました。550軒の住宅の暖房を燃焼式ボイラーや電気式ヒーターからヒートポンプ式に置き換え、エネルギー消費量の削減を図りました。また、複数の住宅の電力使用量を集約し、需給状況に応じて運転を自動で調整して余剰電力を生み出す自動デマンドレスポンス技術の実証と、そのビジネスモデルの検討を行いました。

自動デマンドレスポンス技術:自動運転管理によって空調機器などの電力消費を調整する技術。

TOPICS

ポルトガルで再生可能エネルギー安定利用へのプロジェクトを開始

リスボン市街地リスボン市街地

ダイキンはエアコン単体での省エネを推進するだけでなく、ビル全体や街全体のエネルギーソリューションにも取り組んでいます。

たとえばポルトガル・リスボンでは、インバータの特性を活かした自動デマンドレスポンス技術の実証事業に参画。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構は、2016年11月から2019年12月までの約3年間で、市庁舎など複数のビルにこの技術を搭載したマルチエアコンを導入し、使用状況や天候から再生可能エネルギーと購入電力の供給バランスを最適制御する仕組みの構築をめざします。

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