ダイキン工業株式会社は、経済産業省と東京証券取引所が共同で女性活躍推進に優れた上場企業を評価し発表する、2020年度「なでしこ銘柄」に選定されました。「なでしこ銘柄」への選定は、今年で7年連続8度目となります。
当社はダイバーシティ・マネジメントを経営の柱の一つと考え、これまで性別、国籍、年齢や障がいの有無などを問わず、多様な人材の活躍を推進してきました。とりわけ女性活躍推進については、2011年に経営トップ直轄のプロジェクトを立ち上げ、本格的に取り組みを開始しました。主に、管理職と女性社員の意識改革、女性リーダーの早期育成、育児休暇からの早期復帰支援、男性社員の育児参画促進等に関する施策を拡充しています。2020年度には、2011年度と比べ、女性管理職数は3.4倍※1、女性社員比率も大きく向上(12.6%→17%)、管理職候補層の人数は3.7倍※2となり、具体的な施策の積み重ねで着実にすそ野を広げています。こうした取り組みの積極性が評価され、今回の選定につながったと考えています。
また、2016年4月1日に施行された女性活躍推進法に基づき、策定した女性活躍推進行動計画の目標が2020年度末で期限を迎えるため、この度、2025年度末に向けた女性活躍推進行動計画の目標を策定しました。今後も、社員一人ひとりが最大限に能力を発揮できる環境を目指して、ダイバーシティ・マネジメント推進の取り組みを加速させていきます。
(2021年4月1日~2026年3月31日までの5年間)
年 | 取り組み内容 |
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1992年 | 育児休暇・育児勤務制度の導入 |
2001年 | 総合職・一般職区分の廃止 |
2007年 | ●「育児支援カフェテリアプラン」※3導入 |
2011年 | 経営トップ直轄の女性活躍推進プロジェクト発足 |
2012年 | ●「女性リーダー育成研修」開始(以降、毎年実施) 「男性管理職の意識改革に向けた講演会」開催 ●「育児休暇復帰者セミナー」開始(上司・パートナーも参加、2020年からはパートナーの上司も参加) |
2013年 | ●管理職対象マネジメント研修で、「女性部下育成プログラム」を実施以降、管理職対象の研修を継続 ●「メンター制度」の導入 ●育児休暇からの保育所入所支援策「保活コンシェルジュサービス」の導入 |
2014年 | ●「育児休暇からの早期復帰者支援策」の拡充 |
2016年 | ●「女性フィーダーポジション」※4、●「スポンサー制度」※5 ●「在宅勤務」※6を導入 |
2019年 | ●大阪大学との産学連携の取り組みとして、「インクルーシブ・リーダーシッププログラム」※7、「育休中キャリアアップ支援プログラム」※8を開始 |
2020年 | ●育児休暇からの保育所入所支援策「企業主導型保育所マッチングサービス」の導入※9 |
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