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ニュースリリース

2019年12月12日

  • 経営・財務 経営・財務

アフリカ全土のスタートアップ企業を参加対象としたアイデアソン
「AirTech BootCamp Africa」をナイロビにて開催

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ダイキン工業株式会社は、スタートアップ企業からの出資・インキュベーションを行う株式会社サムライインキュベート(以下「サムライインキュベート」)とともに、2019年12月10日~11日の2日間、ケニア共和国の首都ナイロビにて、アフリカ全土から集まったスタートアップ企業を参加対象としたアイデアソン「AirTech BootCamp Africa」を開催しました。

当社は、今後大きな経済成長が予想されるアフリカでの事業拡大をめざしており、アフリカで空調製品を普及させるための革新的なアイデアの創出を目的として本イベントを実施しました。アフリカ全土から応募があった160社のスタートアップ企業のうち、書類審査と面接の選考を通過した9社が本イベントに参加し、活発な議論と様々なアイデアのプレゼンテーションが行われました。当社は今後、優良なアイデアを提案した企業とともに、現地でアイデアの検証に取り組むことを検討します。

現在、アフリカのスタートアップ企業に世界から注目が集まる中、本イベントを通じて、アフリカ全土に多くの優良なスタートアップ企業が存在し、今後アフリカで事業拡大をめざす企業にとって強力なパートナーとなる可能性があることが明らかになりました。

当社はアフリカおいて、これまでのグローバル展開と同様、現地人材の育成、強固な販売網とサービス網の構築、省エネ性に優れた高品質な製品ラインアップによる事業拡大をめざす一方、新たなビジネスモデルの構築によって事業を拡大する可能性も追求しています。タンザニア連合共和国では、アフリカの未電化地域でLEDランタンのレンタルによる電力サービス事業を展開する東京大学関連スタートアップ企業WASSHA株式会社とエアコンのサブスクリプション事業の実証実験に取り組むなど、今後もスタートアップ企業との協業を通じて新たなビジネスモデルの創出に挑戦します。

AI・IoTなどデジタル技術の革新によって産業構造が大きく急速に変化しており、さらなる成長を果たすためには、技術開発・商品開発の加速、事業構造の転換、新たなビジネスモデルの創出が不可欠です。当社は、自前で開発して独自性を追求すべき分野を見極めた上で、外部の技術や知見を積極的に取り入れながら新たな価値を創出する、社外との「協創」に取り組んでいます。今後も新たな外部パートナーとの強固な関係を構築し、国内外でオープンイノベーションの取り組みを加速します。

AirTech BootCamp Africaについて

開催日 2019年12月10日(火)、11日(水)
開催場所 ケニア共和国 ナイロビ
応募資格
  • 営利目的の企業であり、独立した法人として登記されていること。
  • 市場で利用可能な製品またはサービスを所有しており、フィンテック、Eコマース、不動産、クリーンエネルギー、エアテック領域で収益を生み出していること。
  • アフリカに拠点を置き、2人以上の組織であること。
備 考
  • 1チーム最大2名のイベント参加に伴う渡航費、滞在費、ビザ申請費用はダイキン工業が全額負担。
  • 最も優秀なアイデアを提案した企業には、サムライインキュベートから100,000〜150,000ドルの出資を受ける権利が与えられる。

ご参考

日本でも第2回「AirTech BootCamp」を開催

日本国内においても2020年2月5日(水)~6日(木)に、スタートアップ企業や大学研究室在籍者を対象としてコワーキングスペース「point 0 marunouchi」(東京都千代田区)にて、第2回短期集中事業立案プログラム「AirTech BootCamp」の開催を予定しています。

「AirTech BootCamp」(日本版)について

空気中や空間で起こる課題を解決し、「健康的な空気」「快適な空気」「生産性の高い空気」を実現することを目的として、ダイキン工業とサムライインキュベートが2019年6月に立ち上げた短期集中事業立案プログラム。グローバルで空調事業を展開するダイキン工業と、スタートアップ企業への出資・インキュベーションを行うサムライインキュベート双方の強みを生かしながら、スタートアップ企業や大学研究室在籍者とのコラボレーションを通じ、改善の可能性が大きい「空気・空間(Air)」に「技術(Tech)」を掛け合わせた「AirTech」による新しい価値創出をめざしています。実現性の高い事業創造をめざして、2023年までの5年間継続して開催する予定です。

プログラムでは、ダイキン工業が各回のテーマ領域に関するレクチャーを行い、事業機会や課題の整理、検討のための素材を提供した上で、参加者がアイデアを発想し、事業への落とし込みまで行います。サムライインキュベートが国内外シード期スタートアップ累計170社以上(グループ全体)への投資知見を元に作成した独自のフレームワークを活用し、アイデアの発想から事業計画の検討までを支援します。最終日のプレゼンテーションを通じてアイデアが採択された参加者には、ダイキン工業が協業を検討するとともに、希望者にはサムライインキュベートが2,000~3,000万円程度の出資、事業の成長支援、協業支援を検討します。

第2回「AirTech BootCamp」開催概要

募集期間 2019年12月12日(木)〜2020年1月14日(火)23:59
※審査完了次第、随時結果をご連絡します。
開催日 2020年2月5日(水)、6日(木)
開催場所 コワーキングスペース「point 0 marunouchi」
東京都千代田区丸の内2丁目5−1 4F
募集テーマ

1. オフィス空間における生産性向上に寄与するヘルスケアソリューション
オフィスでの生産性向上、働く人の健康状態や疲労状態の改善をめざします。
例:

  • 社員ごとの疲労度を分析し、状態にあった食品等を提供
  • 社員ごとの姿勢や仕事内容を把握し、適切なタイミングで運動やストレッチを促進
  • 社員のその日の健康状態から、その日にやるべき仕事や相性がいい仕事をレコメンド

2. 生産性に寄与または相関するデータのセンシング・分析
生産性低下を招くデータや生産性向上に寄与するデータを特定し、そのデータと新たなソリューションを組み合わせ、生産性改善のためのベースとなるデータのセンシングと分析をめざします。
例:

  • 生産性と相関があるデータを洗い出すためのデータ分析
  • 生産性向上に寄与するバイタルデータのセンシング
  • 生産性低下要因となる空間データのセンシング

オフィスの空間ごとの目的達成度合いを把握するためのセンシング・分析
会議室やコミュニケーションスペースなど様々な空間が存在するオフィスにおいて、各スペースで期待された活用がされているかどうかのセンシング・分析をめざします。
例:

  • 会議室利用時の空間における会話量のセンシングと会話内容の分析による会議生産性の定量化
  • コミュニケーションスペースにおけるコミュニケーション量のセンシング

対象者
  1. テーマに関連する技術や事業を持つプレシード〜シード期のスタートアップもしくは大学の研究室
  2. BootCamp実施日両日とも参加できる方
募集サイトURL https://airtechbootcamp.samurai-incubate.asia/

報道機関からのお問い合わせ先

ダイキン工業株式会社 コーポレートコミュニケーション室

本社
〒530-0001 大阪市北区梅田一丁目13番1号(大阪梅田ツインタワーズ・サウス)
TEL (06)6147-9923(ダイヤルイン)
東京支社
〒104-0028 東京都中央区八重洲二丁目2番1号(東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー)
TEL (03)3520-3100(ダイヤルイン)
E-mail
prg@daikin.co.jp

ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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