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2019年11月15日

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ダイキンと日建設計が世界冷房技術賞のファイナリストに選出

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ダイキンエアコンディショニングインド社とダイキン工業株式会社は、株式会社日建設計とともに、インドで開催されている世界冷房技術賞(The Global Cooling Prize:http://globalcoolingprize.org/)に応募し、本日、ファイナリストに選出されました。

本賞は、インド政府、Mission InnovationおよびRocky Mountain Instituteが創設した、国際的なコンペティションです。現在使われている標準的なルームエアコンの環境影響を低減する空調技術の探索を目的としたものです。当社が日建設計とともに提案したルームエアコンの新たなコンセプトが評価され、ファイナリストに選出されました。

今回の提案は、一室に3台の室内機を設置し、適切な制御を実施することで快適性と省エネ性を同時に実現するものです。また、水の気化熱を利用することで、さらに省エネ性を高めるなどの工夫を凝らしています。冷媒は、HFO-1234ze(E)を使用しています。

今回当社は、複数の室内機を一室に設置し、冷媒もHFO-1234ze(E)を使用するなど、既存の枠にとらわれない発想の提案をしています。HFO-1234ze(E)は、地球温暖化係数(GWP)は低いものの、製品のサイズが大きくなるため資源の使用量が増加するなど、GWPとは異なる環境への負荷があります。

当社の冷媒選択に関する基本的な考え方は「冷媒の多様性」です。当社はHFC-32(R32)が、安全性、省エネ性、経済性、環境性において、多くの機器にとって、最もバランスの取れた冷媒であり、標準的な冷媒として中長期にわたって使用されていくと考えています。R32を使用した空調機はすでに技術的に確立されており、インドを含む70か国以上で販売されるなど、市場でも普及が進んでいます。

当社は「環境ビジョン2050」を掲げ、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指しています。このビジョンの達成に向け、消費電力と冷媒の環境影響を削減するよりよい技術を追求し続けています。今回の提案は、低GWP冷媒を使った省エネ技術研究の一環として取り組んだものです。

報道機関からのお問い合わせ先

ダイキン工業株式会社 コーポレートコミュニケーション室

本社
〒530-0001 大阪市北区梅田一丁目13番1号(大阪梅田ツインタワーズ・サウス)
TEL (06)6147-9923(ダイヤルイン)
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TEL (03)3520-3100(ダイヤルイン)
E-mail
prg@daikin.co.jp

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