株式会社オカムラ、ソフトバンク株式会社、ダイキン工業株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、三井物産株式会社、ライオン株式会社は、このたび、ダイキン工業が2018年2月に発表した協創プラットフォーム『CRESNECT(クレスネクト)』の第1弾プロジェクトとして、「未来のオフィス空間」づくりを目指した取り組みを共同で企画・実証していくことで合意しました。今年度中に、各社が保有する最新テクノロジーやデータ、ノウハウを融合しAI(人工知能)やIoTを駆使することで、生産性や創造性が高まり、快適で健康に働けるオフィスを実際に体感できるワークスペースの開設を目指します。
近年、少子高齢化により労働力人口が減少する中、企業の「働き方改革」や「健康経営」が注目を集めており、人々がより効率的に、創造的に働くことができ、かつ心身ともに健康で快適に過ごせるオフィス空間の実現が求められています。オフィスの環境と生産性・健康との因果関係などについてはまだ明らかになっていないことも多く、1社だけでは解決し得ない大きな課題です。
そこで、業界をけん引する異業種のパートナーが手を取り合い、既存のしくみや自社の事業領域にとらわれない幅広い視点で、各社の保有するテクノロジーやデータ、ノウハウなどを相互活用し、さまざまな空間コンテンツのフィールド実証を行いながら、まずは理想のオフィス空間づくりに取り組むことになりました。
今後、上記にとどまらずさまざまな空間コンテンツについて検討し、追加していく予定です。またパートナー企業も引き続き募集し、幅広い業種間で連携を強化していきます。
『CRESNECT』は、空調機から得られるさまざまなデータや、各パートナー企業が持つデータやノウハウを蓄積し、活用しながら、空間にまつわる新たな価値やサービスを創出していくための協創型プラットフォームです。
まずは喫緊の課題である「働き方改革」をテーマとし、理想のオフィス空間づくりに取り組みますが、並行して店舗や高齢者施設、病院、教育施設などの空間においても、新しい価値やサービスの創出を目指していきます。
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