ニュースリリース
業務アプリケーションの開発にかかる時間を1/4に短縮
ダイキン工業株式会社は、製造業における開発予算管理や部品構成管理、顧客管理などの業務用のアプリケーションを企業が自社で容易に開発するためのシステム『Smart Innovator(スマートイノベーター)』を2017年4月1日に発売します。
近年、グローバル化や消費者ニーズの多様化による急速な市場変化に合わせて、より柔軟かつ迅速に業務アプリケーションを開発・運用したいというニーズが高まっています。勤務管理や経費処理といった一般事務においては、パッケージ化された業務アプリケーションを運用するケースが多いものの、製造業の製品開発や営業などは、企業ごとに手法の違いが大きく、多くの企業が自社に適した業務アプリケーションを一から開発するため、開発にかかる時間とコストが課題となっていました。
本商品は、プログラミングのスキルがなくても、設定項目に必要な情報を入力するだけで自社に適した業務アプリケーションを開発できます。一からの自社開発に比べて、プログラム設計やコーディング、テスト期間の工数が大幅に減り、開発期間の短縮、コストの削減につながります。また、製造業である当社ならではのノウハウを活かしたコンポーネント(アプリケーション構成要素)を豊富に備えており、製造業特有の情報管理に対応した複雑な業務アプリケーションの開発も可能です。さらに、「AI(人工知能)機能」の搭載により、アプリケーションに蓄積した大量のデータを分析・活用することで業務の効率化に寄与します。
当社は、空調メーカーならではのノウハウを活用し、製造業向けにITソリューションの提供に取り組んでいます。製造業向けのITシステムとして、研究開発の進捗および成果物を管理するシステム『SpaceFinder(スペースファインダー)』を1999年から販売しています。様々な製造業の現場に関わる中で、研究開発の進捗や成果物の管理は『SpaceFinder』を使って部門横断で体系的に業務を進められるものの、予算や部品表の作成など、情報の集計や継続的な更新を伴う業務は、時間と費用をかけて自社でアプリケーションを構築するケースが多いことが分かりました。こうした、製造業特有の多様な情報を集計・更新する業務のためのアプリケーションを短期間かつ低コストで開発することへのニーズの高さに着目し、本商品の開発に至りました。空調メーカーならではのノウハウを活用した『SpaceFinder』と『Smart Innovator』の2つの商品により、製造業のあらゆる業務のIT化に対応し、製造業特有の細かなニーズに応えるITソリューションを提供します。
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