ニュースリリース
エアコンの不具合を見逃がしたまま夏を迎えてしまうことも
空調のプロがエアコン試運転方法と最適なタイミングをご紹介
ダイキン工業株式会社は、夏前の「エアコン試運転」をおすすめする「スイッチオン!キャンペーン」を今年も実施します。
実施するにあたり、エアコンの試運転の実態を把握するために、全国3,000人の男女を対象に、「夏前のエアコン試運転の実施方法等に関する調査」を行いました。その結果、エアコン試運転を「実施している」と回答した人の約9割が、適切な方法で試運転できていない可能性があることが分かりました。
本格的にエアコンが使われ始める7月頃になると、エアコン業界には点検、修理、買い替えなどの依頼が集中し、修理対応や設置工事に通常以上の時間がかかる可能性が高まります。本キャンペーンは、夏場に安心してエアコンをお使いいただけるよう、エアコン試運転の早期実施をご提案するものです。
昨夏は、記録的な猛暑となり、全国の熱中症救急搬送者数は調査開始の2008年以降で最多の10万510人※1でした。今夏も、全国的に平年よりも気温が高く※2、猛暑の予報が出ています。そのような中、エアコンが正常に稼働するかを確認する「試運転」は、安心で快適な夏を迎えるための重要な取り組みとなっています。
今回の調査では、全体の約7割がエアコン試運転を知っていると回答したものの、試運転経験者は全体の約4割にとどまり、エアコン試運転を知っていても未経験の人は全体の約3割を占める結果となりました。エアコン試運転をしない理由の上位には「面倒くさいから」、「必要だと思うが忘れてしまうから」などが挙げられ、試運転をしない人の多くが手間に感じたりタイミングを逃したりしていることがうかがえます。一方で、試運転を実施している人でも、その約9割が適切に試運転できていない可能性があることも分かりました。メーカーや業界団体は、エアコン試運転の方法として「最低設定温度で10分以上の冷房運転」を推奨していますが、今回の調査では、試運転経験者の約7割が「自分流」や「夏場に冷房を使うときと同じ運転」で試運転していることに加え、推奨方法をきちんと把握しながら実施したはずなのに、「実は推奨どおりに実施できていなかった人」がいることも浮き彫りとなりました。
このような結果から昨年に引き続き、計画的なエアコン試運転のサポートを目的にダイキンが考案した「夏のエアコン試運転指数」と2026年版の「夏のエアコン試運転前線」とともに、10分ほどで行えるお手軽な正しい試運転方法や節電にもつながる日頃からできるエアコンのお手入れ方法をご紹介いたします。全国的な猛暑が予想されるこの夏、エアコンが使えず熱中症の不安を抱えて不快な日々を過ごすことなく快適に暮らしていただけるよう、ぜひお役立てください。
例年、エアコンのお問い合わせや点検のご依頼は、エアコンを使い始める6月頃から増え始め、7月、8月に集中します。混雑により暑い時期に修理対応をお待ちいただく場合があるため、本格的に暑くなる前の4月~5月に試運転を行い、早めに準備を済ませていただくことをご提案しています。
調査結果では、エアコン試運転をしている人の約9割が、“したつもり試運転”の可能性があり、エアコンの状態を適切に確認ができていない場合があることが判明しました。試運転の手順とポイントをチェックして、夏場に安心してエアコンが使えることを確認しましょう。エアコン試運転の手順やポイントは「エアコンスイッチオン!キャンペーン」サイトで紹介しています。
ぜひご覧ください。⇒ https://www.daikincc.com/campaign/switch-on/
今回の調査で「エアコン試運転」の認知について聞いたところ、「知っている」が68.2%という結果になりました。2016年にエアコンの試運転の啓発を始めてから10年、エアコンの試運転は今では一定程度知られる存在になっています。
一方で、試運転経験者は40.7%と低い水準に留まっています。その内訳は、、「毎年行っている」が17.4%、「したことがある」が23.3%で、試運転経験者の中でも習慣となっている人は少なく、さらに、試運転を「知っている」のに、「したことがない」という人は27.4%でした。
エアコン試運転の認知は前回同様に高い水準で維持はしているものの、実際の行動はまだつながっておらず、習慣化に至っていないということが見えてきました。
エアコン試運転を知っているのに「したことがない」人に、試運転をしない理由を聞いたところ、そのトップ3は「面倒くさいから」(37.4%)、「必要だと思うが忘れてしまうから」(27.6%)、「試運転をする前に、エアコンが必要な暑さになるから」(22.5%)でした。試運転を実施しない人は、その必要性を感じていないからではなく、手間に感じたり、忘れてしまったり、タイミングを逃してしまったりといった理由から行動に移せていない様子が浮かび上がりました。
今年の6月~8月も全国的に気温が高くなることが予想され、猛暑日の増加が見込まれます。ダイキンでは、面倒と思われる試運転も10分ほどでできる「お手軽コース」や、実施タイミングの参考になる「夏のエアコン試運転指数」や「夏のエアコン試運転前線」、など、これまでにエアコン試運転を「したことがない」人にも役立つ情報を「エアコンスイッチオン!キャンペーン」サイトにて紹介しています。ぜひ参考にしてください。
今回の調査でメーカー等が推奨しているエアコン試運転方法を聞いたところ、推奨方法である「最低設定温度」で「10分以上の冷房運転」を実施している人は、わずか10.4%で89.6%の人が「したつもり試運転」の可能性があることが明らかになりました。
エアコンの状態を確認するには、設定温度と運転時間が重要です。エアコンは室温が設定温度に到達すると冷房運転を弱めたり停止したりするため、不具合の有無を十分に確認できない場合があります。そのため、室温が設定温度にすぐに達することを防ぐために最低温度に設定し、10分以上運転することが推奨されています。
試運転は「動くかどうか」の確認にあわせて、不具合の有無が確認しやすいような環境下で冷風が出ているか、異常を示すランプが点滅していないかなど、エアコンの状態を確認しておくことも大切です。
今回の調査で、試運転経験者に実施方法について聞いたところ、「自分流」が31.2%、「夏場の冷房と同じ運転」が36.2%となり、メーカー等が推奨する方法とは異なる試運転を行っていると回答した人が67.4%を占めることが分かりました(円グラフ:左)。また、「メーカー推奨の方法を把握して実施した」と回答した人においても、推奨される「最低設定温度で10分以上の運転」で実施した人は14.8%にとどまり、約85.2%が十分に確認できていない可能性がある結果となりました(円グラフ:右)。
実施方法によっては、不具合に気づかないまま使用時期を迎えてしまう可能性があります。試運転の際は、使用しているエアコンのメーカーを確認の上、各社のWEBサイトなどで推奨されている手順で行うことをおすすめします。
エアコン試運転をしている人に、試運の際の確認項目を聞いたところ、最も多かったのは「冷たい風が出るかどうか」で、上位には室内機の確認項目が並びます。普段あまり意識することがない屋外にある室外機の異音や、冷房時に発生する結露水を屋外へ排出するドレンホースを確認している人は少なく、どちらも3割未満でした。
エアコンの試運転では、最低設定温度で10分以上運転しながら、室内の確認項目と合わせて、不具合の可能性がある室外機の異音の有無や、外のホースから水がきちんと出ているかを確認することをおすすめします。
エアコンの不具合の経験について聞いたところ、、夏場にエアコンの不具合を経験した人は約4人に1人(23.3%)で、不具合が発生したタイミングは使い始めてから「1週間以内」が約3割(30.1%)を占め、1週間以内の発生月としては「7月上旬」が最も多い結果となりました。暖房シーズン後、使用していないエアコンを気温の高い時期にいきなり使い始めることで本体に負荷がかかりやすくなり、不具合が生じやすくなる可能性もあります。
エアコン冷房の使い始めとなる6月~7月は、問い合わせや点検の依頼が集中し、修理対応や機器の入れ替え工事に時間がかかることがあります。夏にエアコンが使えない事態は、熱中症などのリスクにつながることはもちろん、日々のパフォーマンス低下にもつながりかねません。エアコン試運転は本格的に暑くなる前の4月~5月に済ませておくことをおすすめします。
試運転をすることで夏場の不具合のすべてが回避できるわけではありませんが、試運転によって発見できる不具合や故障もあります。夏本番に慌てないためにも早めの試運転で、今年の夏を快適に、安心して過ごせるよう、本資料をご活用ください。
| 調査名 | 夏のエアコン試運転実態調査 |
|---|---|
| 調査期間 | 2026年2月16日~2月17日 |
| 調査対象 | 全国の20代~60代の男女3,000人 |
ダイキンは、試運転を行うのに適した気温やタイミングを分かりやすく把握できる目安として、「夏のエアコン試運転指数」を2023年に考案しました。天気予報で報じられる気温と照らし合わせれば、試運転に適した日が一目で分かります。気温23~25℃を「最適な時期」として、21~22℃を最適に次ぐ「適した時期」、20℃以下を「不向き」としています。また、気温が26℃を超えた場合、熱中症の心配も出てくる※3ことから、急いで実施いただくことを促します。
例年、夏になるとエアコンの修理や設置工事が急増します。特に集中する7月~8月には修理や工事ができるまでに通常以上の時間がかかることもあり、真夏にエアコンが使えない状況になってしまう可能性もあります。本格的に暑くなる前の4月~6月前半の間を目安に、エアコン試運転指数の高い日を選んで試運転を実施することをおすすめします。
「夏のエアコン試運転指数」とあわせて考案した「夏のエアコン試運転前線」は、全国の各地域でエアコン試運転指数が高まると思われる予想日を表すものです。エアコン試運転指数が高く、より効果的な試運転ができると考えられる気温25℃の日がいつ頃やってくるのかを前もって把握できるため、計画的な試運転の実施に役立てられます。
本前線に記載の予想日は、全国けいの各地域の過去5年間において、各年の最高気温が25℃に達した最初の日を調査し、それらを平均した日としています。
こうした考え方で各地の予想日を見ていくと、今年の試運転前線は、すでに4月上旬に東京に上陸し、4月中旬頃から新潟、仙台を北上し、5月中旬に札幌へ到達する予想です。
アコンの試運転は、エアコンを本格的に使いはじめる前に、エアコンに不具合が無いことを確認する作業です。冷房運転の際に冷風が出ることや、異常を示すランプが点灯しないことを確認することが基本です。また、より念入りに確認することで、室内機からの水漏れや、異臭や異音の有無も確認できます。
万が一エアコンに異常があった場合、検知するまでに約10分間の冷房運転が必要です。
また、エアコンは室温が設定温度に到達すると室内を冷やす動作を停止するため、最低温度に設定しておくことで、室温が設定温度に早期に到達することを防ぎます。なお、最低温度は機種によって異なります。
電源プラグはコンセントに差し込まれていることや、リモコンの電池は切れていないことも確認しましょう。
異常停止している可能性があります。リモコンでエラーコードをご確認いただき、お買い上げの販売店またはお客様相談窓口にご連絡下さい。
【エラーコード確認サイト】 https://www.daikincc.com/errorcode/
【お客様相談窓口】 https://www.daikincc.com/
エアコンは冷房運転時、室内機の中にある熱交換器が冷やされて結露水が発生します。発生した結露水はドレン配管とよばれるホースで屋外に排水されます。30分程度の冷房運転で結露水を十分に発生させ、屋外のドレン配管から水が出てくるところまで確認できれば安心です。
30分も待っていられない場合は、切タイマーの活用が便利です。なお、その場を離れる場合には、万が一の水漏れに備え、エアコンの下には物を置かないようにしましょう。
ニオイや音の種類のより、様々な要因が考えられます。AI故障診断サイトから、ニオイや音の種類にあわせた原因をご紹介しておりますのでご確認ください。
【AI故障診断】 https://www.daikincc.com/AI_chatsupport/index.html
フィルターや熱交換器の汚れが過多となっている場合、嫌なニオイの原因になることがあります。また、振動が原因で異音に至るケースもあります。ぜひチェックをお願いします。
エアコンは、室内機が周囲の空気を取り込み、室内機の中で温めたり冷やしたりして室内に戻すことで室温をコントロールしています。室内機の中にあるフィルターは、室内機が取り込む空気の中に漂うホコリを止める役割をしています。フィルターにホコリが堆積すると、室内機を通る空気の量が減り、室温が設定温度に到達するまでに時間がかかり、無駄な電力の消費につながります。2週間に1回のフィルター掃除をおすすめしています。
エアコンの冷房運転は、室内の空気中の熱を減らすことで部屋を涼しくしています。室内機が室内の熱を集めて、冷媒と呼ばれるガスが熱だけを室外機に運び、室外機は、背面や側面から吸い込んだ空気に熱を乗せて正面に吹き出します。
室外機の吸込口や吹出口がふさがれると、室内から運ばれてきた熱を効率的に放出できなくなり、エアコンに負荷がかかってしまいます。エアコンの運転効率が下がることで、消費電力が上がり、電気代も上がります。室外機にカバーをかけたり、室外機の周辺に荷物を置いたりせず、室外機周辺をスッキリさせ空気の流れを妨げないようにしましょう。
また、室外機周辺が高温になった場合も、エアコンの運転効率が下がることがあります。夏場、直射日光で室外機の周辺が熱くなってしまう場合は、日影が作れて風通しも良い「よしず」などを、室外機から1メートルほど離れたところに立て掛けることも効果的です。
エアコンを快適かつ効率よく使うためには、シーズン中とシーズン前の定期的なお手入れが大切です。本動画では、「フィルター掃除」や「室外機のチェック」など、誰でも自宅でできる簡単なお手入れ方法を分かりやすくご紹介しています。こまめな掃除を行うことで電気代を抑え、嫌なニオイや冷暖房効率の低下も防げます。節電と快適な暮らしのために、ぜひご覧ください。
エアコンは日常的に使用される一方で、夏場の不具合や故障が発生した際には生活への影響も大きい家電です。こうした中、当社では24時間365日対応の問い合わせ窓口を設置するとともに、全国にサービス拠点を整備し、修理や部品手配を含めた対応体制を構築しています。 また、パーツセンターを通じて部品の供給体制も整備しており、必要な部品を迅速に届けられる仕組みとしています。これらの体制により、使用中に不具合が発生した場合にも、状況に応じた対応が行える環境を整えています。