COP30国連主催「建物・冷房パビリオン」でのセッションに登壇

昨今、世界の温室効果ガス排出量のうち、約37％を建築分野が占めていることから、建築物の脱炭素化が国際的にも重要視されています。建築物のカーボンニュートラル達成に向けては空調由来の温室効果ガス（GHG）の削減が必要不可欠であり、中でもその大半を占めるオペレーショナルカーボン（エネルギー消費等、建物の利用・運用に起因する排出量）を削減することが重要です。

こうした背景を踏まえ、本セッションでは、主催者のGlobalABCに加えて日本の国土交通省やUK政府、国際エネルギー機関（IEA）の代表者らが登壇し、世界の建築部門のカーボンニュートラルの加速に向けて、ライフサイクル全体でCO2排出量を削減する意義や、オペレーショナルカーボンの削減に注力する必要性について議論します。ダイキンは、オペレーショナルカーボン削減に大きく貢献する換気と空調を組み合わせた省エネ空調ソリューションやヒートポンプ暖房・給湯の技術について説明するとともに、その普及に向けた取り組みについて解説します。

本セッションの他、同様に「建物・冷房パビリオン」にて実施される11月14日の「ヒートポンプをクリーンな暖房の新たな標準に」や、11月19日の「快適性と脱炭素化のための効率的な冷房と換気」にも登壇する予定です。また、11月14日に「ジャパン・パビリオン」で経済産業省が主催するセミナー「削減貢献量を企業価値の向上につなげるーより実践に向けた道筋を歩むためにー」にも参加します。「ジャパン・パビリオン」内では、「換気と空調の組み合わせで“冷やしすぎ”を防ぎ、大幅な省エネを実現する空調ソリューション」についてのブース展示も行います。
（参考：「COP30　ジャパン・パビリオンへ出展」リリース）

ダイキンは、COP30でのセッション登壇・展示等を通じて、当社のカーボンニュートラルに向けたビジョンや技術、ソリューションを、各国の政府・国際機関の関係者等に向けて訴求し、普及を促進することで、建築物の脱炭素化に貢献します。グローバルに事業を展開する空調業界のリーディングカンパニーとして、持続可能な社会の実現に向け、世界の環境・エネルギー問題の解決に取り組みます。

※

当社のCOP30におけるセッションの登壇情報の詳細は、こちらのページ上でお知らせしています。 （英語のみ）

＜「建物・冷房パビリオン」セッション概要＞

GlobalABC　COP30 オフィシャルサイト： https://globalabc.org/cop-buildings-pavilion

※

ストリーミングで当日の発表・議論を視聴できる予定です。

COP29での建物・冷房パビリオン

＜「ジャパン・パビリオン」セミナー概要＞

環境省　COP30「ジャパン・パビリオン」オフィシャルサイト： https://www.copjapan.go.jp/cop30/

COP30　ジャパン・パビリオン　イメージ