1. トップ
  2. 企業情報
  3. ニュースリリース
  4. ルームエアコン『うるさらX(Rシリーズ)』新発売

ニュースリリース

2025年9月29日

  • 製品・サービス 製品・サービス

業界トップクラス※1の省エネ性能を実現、猛暑日でも快適性を維持

ルームエアコン『うるさらX(Rシリーズ)』新発売

印刷用PDFファイル(984.7KB)


ダイキン工業株式会社は、電力を多く消費する起動時と、運転時間の約8割※2を占める安定運転時の省エネ性を高め、猛暑日の快適性も向上させたルームエアコン『うるさらX(Rシリーズ)』を2025年11月1日に発売します。本商品は、住宅のリビングで使われることが多い4.0kWクラス(14畳程度用)と5.6kWクラス(18畳程度用)の機種で業界トップクラスの省エネ性を実現しています。

気温の上昇が深刻化する中、夏のエアコン使用時間は約2倍※3に増加しています。エアコンの長時間使用が日常化し、電気代の上昇がこれまで以上に家計に影響を及ぼすことが見込まれ、「快適性」に加えてさらなる「省エネ性」の向上も求められています。

本商品は、室外機の熱交換器と圧縮機を改良することで機器性能を向上させ、業界トップクラスの通年エネルギー消費効率(以下、APF)を実現しました。さらに「プレミアムPIT制御」※4と「エコブースト制御」を搭載し、省エネ性と快適性を向上させました。「プレミアムPIT制御」は、室温が設定温度に到達した後の安定運転時の消費電力を抑制します。例えば春や秋、夏場の夜間など室温と外気温の差が小さい場合や、断熱性能の高い住宅など、エアコンが長時間安定して運転する環境での省エネに貢献します。また、圧縮機がオン・オフする頻度を抑えることで室温変化の少ない快適な環境を維持します。「エコブースト制御」は消費電力の大きい起動時に、快適性を落とさず消費電力量を冷房時には最大5%、暖房時には最大8%削減※5します。

さらに、気温が高い日の快適性を支える「室温パトロール」や「高外気タフネス冷房」に加えて、新たに外気温が35℃以上になるとエアコン起動時に室内の温度を大風量ですばやく下げる「猛暑時スピード気流」※6を搭載しています。

ダイキンは、今後も環境の変化に柔軟に対応し、お客様のニーズに寄り添いながら、快適な空気環境を提供していきます。

【商品特長】

室外機の性能を向上させ、業界トップクラスのAPFを実現

  • 室外機の熱交換器と圧縮機を改良。14畳程度用でAPF7.3と18畳程度用でAPF6.6を実現。

室温が安定した環境において無駄のない運転を実現した「プレミアムPIT制御」

  • 冷房最小能力を約40%低減し※7、夏の夜や高断熱住宅など室温が安定した環境で無駄なく運転。
  • 設定温度到達後は圧縮機のオン・オフの頻度を抑え、室温変化の少ない快適な環境を維持。

エアコン起動時に快適性を落とさず、消費電力を抑える「エコブースト制御」

  • 室内や屋外の設置環境や使用状況などを学習し、最適な運転を実現。
  • 電力消費の大きいエアコン起動時に、消費電力量を冷房時最大5%、暖房時最大8%削減。

室内の温度を大風量ですばやく下げる「猛暑時スピード気流」

  • 冷房起動時、外気温35℃以上を検知すると大風量で運転開始。
  • 従来の冷房運転と比較し設定温度までの到達時間を約17%短縮※8

【価格・発売時期】

品名 ルームエアコン『うるさらX(Rシリーズ)』 (2025年11月1日発売/オープン価格)
単相100V AN226ARS-W AN256ARS-W AN286ARS-W AN366ARS-W AN406ARS-W
単相200V AN406ARP-W AN566ARP-W AN636ARP-W AN716ARP-W AN806ARP-W AN906ARP-W
適用畳数 おもに6畳 おもに8畳 おもに10畳 おもに12畳 おもに14畳 おもに18畳 おもに20畳 おもに23畳 おもに26畳 おもに29畳

【新機能の詳細】

1.室外機の性能を向上させ、業界トップクラスのAPFを実現

室外機を改良することで機器の省エネ性を向上し、4.0kWクラス(14畳程度用)でAPF7.3、5.6kWクラス(18畳程度用)でAPF6.6を実現しました。熱交換器の表面積を拡大し、圧縮機には従来よりも動力ロスが少ない高出力モーターを採用しました。本商品は、一般的なルームエアコンの設計上の標準使用期間10年を過ぎた当社機種と比べ、年間消費電力量を約8%※9削減します。

2.室温が安定した環境において無駄のない運転を実現した「プレミアムPIT制御」

ダイキン独自のスイングコンプレッサーと新たな制御を搭載した電子膨張弁の連動で、冷媒温度をきめ細かくコントロールし、消費電力の低減に貢献する「プレミアムPIT制御」を搭載しました。冷房最小能力を従来の約40%低減した0.3kWでの運転を実現し、例えば春や秋、夏場の夜間に加え、断熱性能の高い住宅などエアコンにかかる負荷が小さい環境で、出力を落としながら効率よく運転します。また、圧縮機のオン・オフの頻度が抑えられ、室温変化の少ない快適な環境を維持します。

3.エアコン起動時に快適性を落とさず、消費電力を抑える「エコブースト制御」

エアコンは、起動時に室温をすばやく設定温度に到達させるために多くの電力を消費します。起動時の電力を抑えると、設定温度への到達が遅くなり、快適になるまでに時間がかかります。本商品は起動時に快適性を落とさず、消費電力を抑える「エコブースト制御」を新たに搭載しました。従来モデルは、室外機が過酷な環境に設置された場合でもすばやく立ち上がるよう、省エネ性よりも設定温度までの到達時間を重視し起動時の運転を制御していました。「エコブースト制御」は設置環境や使用状況等を学習することで、設定温度までの到達時間は従来モデルのままで消費電力量を冷房時に最大5%、暖房時に最大8%削減します。

4. 室内の温度を大風量ですばやく下げる「猛暑時スピード気流」

外気温が35℃以上の環境でエアコンを起動した場合、室内をすばやく冷やす機能を新たに搭載しました。従来、起動時は快適性の観点からサーキュレーション気流により人に風をあてないことを優先した運転をしていました。本商品は外気温が35℃以上の場合には室温を下げることを優先し、部屋の中央付近に向かって涼風を届けることで、従来の冷房運転と比較して設定温度到達までの時間を約17%短縮することが可能です。

【継続機能】

1.暑い夏も動き続けるタフネス冷房

夏場の気温が高い日、ベランダなどの狭小スペースは室外機まわりに熱がこもりやすい環境になります。本商品は猛暑などの高外気環境でも運転できるように、高い熱交換能力を備えたタフな室外機を設計しており、外気温50℃※10でも連続して冷房運転が可能です。

2.室温が28℃以上になると自動で冷房を開始「室温パトロール」機能

リモコンであらかじめ設定しておくと、エアコンが停止中でも定期的に室内の温度や湿度をみはり、高温、高湿度になった場合に自動で冷房をスタートします。冬場は室内が低温になった場合に自動で暖房を開始します。年間通してお部屋の温度を見守るため、高齢者やお子様が過ごす部屋にもおすすめです。

※1
国内家庭用エアコンにおいて 当社しらべ 2025年9月29日現在 対象機種AN406ARP(主に14畳用)期間消費電力量1,036kWh 通年エネルギー消費効率(APF)7.3を達成  対象機種AN566ARP(主に18畳用)期間消費電力量1,605kWh 通年エネルギー消費効率(APF)6.6を達成
※2
調査期間:2022 年 4月1日 2023年3月31日 Daikin Smart APP に接続された対象のエアコン 機種 2021 年、 2022 年モデル R,シリーズAシリーズ,D シリーズ データ数n=1万件以上
※3
調査期間:2019年と2023年の6月~9月の期間においてDaikin Smart APP に接続された対象のエアコン 対象機種Rシリーズ,Aシリーズ,D シリーズ データ数n=1万件以上
※4
「プレミアムPIT制御」の搭載機種は2.2kW~8.0kW機種
※5
【測定条件】当社環境試験室14畳において 測定機:AN406ARP冷房時:外気温35℃ 設定温度27℃ 風向3段階目、風量自動、設定温度に到達し運転が安定したときの消費電力量 学習あり(333Wh)と学習なし(351Wh)との比較・暖房時:外気温7℃ 設定温度20℃ 風向3段階目、風量自動 設定温度に到達し運転が安定したときの消費電力量 学習あり(492Wh)と学習なし(536Wh)との比較  
使用環境により効果は異なります。
※6
風向を自動設定にしている場合に有効となります。
※7
従来機2025年モデルAN405ARP 冷房最小能力0.5kWと2026年モデルAN406ARP 冷房最小能力0.3kWとの比較
※8
【測定条件】当社環境試験室(約14畳)において、AN406ARP(開発機)とAN405ARP(従来機)の設定温度到達時間比較・外気温40℃ 室温40℃において、設定温度「適温」にてAI快適自動運転、風量自動、風向自動、で運転開始、設定到達までの時間で比較(従来機57分、新モデル47分。)エアコンの前方約3m床面からの高さ10cm~150cmの6点で計測した平均値 使用環境により効果は異なります。
※9
2015年モデルAN56SRPと2026年モデルAN566ARPとの比較
※10
室外機の吸い込み温度。冷房能力を保証するものではありません

報道機関からのお問い合わせ先

ダイキン工業株式会社 コーポレートコミュニケーション室

本社
〒530-0001 大阪市北区梅田一丁目13番1号(大阪梅田ツインタワーズ・サウス)
TEL (06)6147-9923(ダイヤルイン)
東京支社
〒104-0028 東京都中央区八重洲二丁目2番1号(東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー)
TEL (03)3520-3100(ダイヤルイン)
E-mail
prg@daikin.co.jp

お客様からのお問い合わせ先

ダイキン工業株式会社 コンタクトセンター(お客様相談窓口)

TEL (0120)88-1081
http://www.daikincc.com

ページの先頭へ