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インテリアに合わせてエアコンを選ぶ

コーディネートできるエアコン「risora」

家具選びやインテリアコーディネートを楽しむように、エアコンのコーディネートも楽しんでもらえるようにしたい。それが「risora custom style」です。

risoraはインテリアへの調和をコンセプトに開発されたルームエアコンです。2019年からスタートした「risora custom style」では、色のラインアップをより充実させ、推奨色25色を中心に約600色から、住まいに合わせてコーディネートすることができます。

こうした提案を行う中で聴こえてきたのが、エアコン選びを楽しむお客様の声です。
「エアコンに合わせて壁紙を選ぶなど、すっかりインテリアの一部になりました」
「インテリアコーディネートがより楽しめました」

嬉しいことに、risoraがきっかけとなり、他のインテリアとの相性を考えるプロセスが楽しくなったという声を多くいただきました。その楽しみをより多くの方に体験していただくために「risora custom style」のカラーラインアップを再構成し、リニューアルしました。

ライフスタイルによって色をカテゴライズ

再構成にあたっては、「risoraのある部屋で、どのように過ごすのか」という観点から、具体的なペルソナを添えたカテゴライズを行いました。部屋で一緒に過ごす人数を横軸に、インテリアのテイストを縦軸に置いたマップを作成し、その空間での過ごし方を大きく5つに分類。色起点ではなく、ライフスタイルや部屋での過ごし方をイメージしながら選ぶことができます。

昨年の分類では、VIVID、BLUISHなど色のトーン別でした。色の美しさやバリエーションの幅広さが際立つ一方で、特定の色が好きな方やコーディネート慣れしている方以外は、逆にそれがハードルとして感じられるという問題もありました。多くの場合、明確なインテリア完成像を決めて家具を一気に買い集めるのではなく、選びながら少しずつ全体像を組み立てていくため、チャレンジな色に映ったのではないかと思います。

安心して選べる、空間に馴染む色

こうした考え方に基づき、インテリアトレンドやこれまでの納入台数の傾向も踏まえて、具体的な色選びを進めていきました。推奨色25色のうち、新たに入れ替えたのは15色。エアコンは決して安い買いものではなく、長く使うもの。新型コロナウィルスの影響による経済不安も取り沙汰される中、飽きずに長く使いたいというニーズも想定し、安心して使える部屋馴染みのいい色を選んでいきました。

例えば、「EARTH」のカテゴリーには、自然染料の藍染やデニム、また素焼きのような色を選んでいます。くすんだ風合いの色はアンティーク家具とも相性がいいですし、こうした色のカーテンや壁紙も増えているので、コーディネートを楽しんでいただけると思います。

「NATURAL」のカテゴリーでは、流通量の多い建材と相性がいいように色味を調整しています。カラーチップを工務店に配布予定ですので、壁紙などと揃えてコーディネートすることで部屋のまとまり感が生まれます。今回のリニューアルではNATURALカラーを8色に増やして、合わせやすいグレイッシュな中間トーンを充実させました。壁紙とぴったりと色を合わせたり、すこし色味のあるアイボリーやローズグレイを取り入れて柔らかなコントラストを作ったり、お馴染みのブラウン系カラーでナチュラル感も楽しめます。

こうした馴染みのいい色だけではなく、ローズピンクやイエローは引き続き採用しました。納入事例を振り返ると、意外にもこれらの色は上位。特にピンクは拘る方が多いとインテリアコーディネーターの方から伺い、ピンクは「ペールピンク」「ディープローズ」など3種類にバリエーションを増やし、より好みに合う色を選んでいただけるようにしています。

空間とリンクする色のネーミング

また、色のネーミングもリニューアルにおいてこだわった点の一つです。色味の想像しやすさだけではなく、設置される空間のイメージとリンクするような名前を心がけました。例えば、「SUNNY」のカテゴリーのイメージは、友達と楽しくテーブルを囲む明るいダイニング。そこで、「キャロット」や「マスタード」「ローズ」といった、食材やお花など、その場所にありそうな色の名前を付けました。

新色キャロットオレンジ

あるいは、「EARTH」のカテゴリーは、手織りや染め物のテキスタイルや焼き物の器、味わいのある家具が置かれたスタイリッシュで落ち着いた空間。「デニム」や「テラコッタ」など、そこで暮らす人たちがインスピレーションを得られるようなネーミングにしました。

お客様が選ぶ気持ちに寄り添う

今回、もっとも苦心したのは、やはり色の分け方が適切かどうかという点です。こうした提案は初めてで、社内でもすぐに賛成は得られず、「本当にこの軸でいいのか?」という意見も上がりました。従来通り色のトーン別に分ける方法のほか、リビングや寝室など部屋の役割で分ける、あるいはアクティブ・リラックスといった過ごし方で分けるなど、さまざまな方法を検討しました。

どうすればお客様がrisoraを選ぶ際の気持ちによりフィットできるのか。思い出したのは、自分が家を建てる際、建材や壁紙を選んでいくのに悩んだ経験でした。私のように、自分のスタイルをはっきりと決めていない人の方が多いのではないでしょうか。だからこそ、暮らしのイメージをカテゴリー化すれば、家族と「こういうスタイルがいいよね」とイメージを共有できるし、risoraだけでなく建材やインテリアも選びやすくなる。新しい買い物やコーディネートすべての満足度が上がるのではないでしょうか。

快適な住まいはますます大切に

リモートワークの浸透によって在宅時間が増え、家族とともに過ごす時間の大切さが改めて注目されるようになってきました。そのベースとなる住まいや暮らしを快適で愛せるものにすることは、今後ますます重要になってくるでしょう。

今はまだ、エアコンは家具というより「設備」の位置付けにあり、デザインを選ぶ前提のないものという考え方が一般的かもしれません。
しかし、家具も照明もエアコンも、意思をもって選べば愛着がわきます。他の家具との合わせ方を考える、理想の空間について家族と話し合うなど、暮らしそのものを見つめ直し、楽しむことに繋がっていくはずです。
意思をもって選ぶことで、エアコンだけでなく、すべての家具を大切に感じられるようになる。「risora custom style」がそのきっかけになることを願っています。

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