きれいな空気を生み出すのはもちろんのこと、「きれいな空気と暮らす」体験も提供する一歩先のプロダクトデザインへ――。
ダイキンの空気清浄機は、PM2.5やホコリや匂いを見つけると大風量で吸い込み、ストリーマ技術によって有害物質をしっかり分解する機能性を保持しつつ、住まいの空間に調和するインテリアフィットのデザイン性を実現しています。
加湿機能付きのフラッグシップモデルであるMCK70シリーズは、さまざまな世代が利用する広いリビングで、高級感や上質感を演出するハイグレードなスタイルを採用。エッジの効いた端正で光沢感のあるスクエアフォルムは、空気がぴんと張り詰めるような透明感や清涼感を表現しています。
室内の空気がきれいになると、センサーや数字の表示部分がすべて青いLED色でそろいます。かつて風鈴が聴覚を通じて涼しさを伝えていたように、人々の理性ではなく直感に訴えて、澄み渡る青空に感じるような凜とした空気に満たされていることを知らせるUIを用いました。
また、操作ボタンを最小限に絞り込んでおり、ストレスの少ない自動運転を基本としています。詳細設定にこだわるユーザーにはスマートフォンアプリで対応するなど、プロダクトデザインにおいてもムダを省き、必要なものだけを残すことで、「きれいで澄んだ空気」の見える化にトライしました。
理想のインテリアフィットのあり方をデザインで表現する
ダイキンには様々な機能・サイズの空気清浄機があり、現代人の多様なライフスタイルに対応するデザインと機能を求められています。
どのような家電デザインがアクセントになりインテリアフィットになるか、人の考えは本当にさまざまです。
毎年、一般ユーザーの方々を対象に、デザインのアイデアスケッチを見せてヒアリングを行い、インテリアに関する意識調査を実施しています。こうした調査を通じてマーケットの傾向を分析しながら、目指す「空気清浄機のあり方」をプロダクトとして表現しています。