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ダイキンとフェアリーデバイセズが開発するAIエージェントが経済産業省とNEDO主催の「GENIAC-PRIZE」で最高賞「第1位」と特別賞「AIエージェント賞」をダブル受賞
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2026.04.03

概要

■受賞の内容について
ダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)とフェアリーデバイセズ株式会社(以下、フェアリーデバイセズ ※1)が取り組む「熟練者の代わりに作業者を支援するAIエージェントの開発」が、経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が主催するNEDO懸賞金活用型プログラム「GENIAC-PRIZE」の領域01「国産基盤モデル等を活用した社会課題解決AIエージェント開発」の「Ⅰ.製造業の暗黙知の形式知化」において、最高賞である「第1位」と特別賞の「AIエージェント賞」を受賞しました。


「GENIAC-PRIZE」は、経済産業省とNEDOが国内における生成AI基盤モデルの開発力強化を目的に創設したプロジェクト「GENIAC」の一環として実施されるプログラムです。生成AIサービスによる解決が望まれるテーマにおける具体的なニーズに基づき開発・実証した生成AIアプリケーションやその実証成果が評価されるものです。


今回、ダイキンとフェアリーデバイセズが開発したAIエージェントの「サービス業務全体への幅広い展開が見込める実用性」や「撮影した映像を解析するリアルタイム性」、さらに「製造現場ではなくフィールドサービスの現場でAIを活用する発想」などが評価され、受賞しました。


■技術開発の概要

世界のエアコン需要が増加する中、空調機の点検や修理を行うサービスエンジニア(以下、SE)の早期育成は喫緊の課題となっています。両社が開発を進めるAIエージェントは、空調サービス業務の熟練者の暗黙知を形式知化して活用し、優れたサービスエンジニアの早期育成をめざすものです。SEが装着した首掛け型ウェアラブルデバイス『THINKLET®』で撮影した作業映像をもとに、空調機の点検・修理作業の抜け漏れを自動チェックし、その結果をSEのスマートフォンに通知します。実証実験の結果、研修施設での実験では検知精度91%、実際の現場作業を対象とした検証では76%の検知精度を達成しています。


両者は今後、検知精度を向上させるとともに活用可能な点検・修理業務の幅を広げ、グローバルでの本格的な活用をめざします。


■受賞者の声

テクノロジー・イノベーションセンター 技師長 比戸 将平 氏より一言:

製造業の中でも特色のある空調機器のサービス現場において、5年以上地道に取り組んできた活動が高く評価されたことを大変嬉しく思います。

本受賞は、開発メンバーをはじめ、パートナーであるフェアリーデバイセズ様、そして日々の業務の中でデータ取得や実証実験にご協力いただいているサービスエンジニアやサービス本部の関係者の皆様のご尽力のおかげです。

今後はさらなる精度向上と機能拡充を加速し、サービス現場で実際に役立つ仕組みとして、早期の実用化・導入を目指します。

また、ダイキン工業ではこのような先進的なデジタル活用を推進しており、ともに挑戦する仲間を新卒・キャリアを問わず募集しています。ぜひご検討ください。


テクノロジー・イノベーションセンター 開発リーダー 吉田 直樹氏より一言:

発表の場で受賞が決まった瞬間は、素直にとても嬉しかったです。

一方で、本取り組みはサービス本部の現場エンジニアの方々に、日々の業務の中で動画撮影など多大なご協力をいただくことで成り立っていますが、まだ十分な恩返しができていないとも感じています。

今後は、より現場で役立つ形へと発展させていくことで、サービス本部の現場エンジニアの皆様に価値としてしっかり還元できるよう、引き続き取り組んでいきます。

テクノロジー・イノベーションセンター 技師長 比戸 将平氏
当日のプレゼンテーションの様子

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