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事例紹介インタビュー

地域密着のスポーツショップが挑む、
「健康」と「競技力」を支える新たな拠点づくり。

エイコースポーツ様

岡山市北区大供1丁目3番7号

岡山市内で地元に根ざしたスポーツショップとして、サッカー・バスケットボール・ランニングの3競技を中心に展開しているエイコースポーツ様。ランニング専門フロア「ランプロ」内に高地トレーニングルーム「ALTI-FIT(アルティフィット)」を構築された背景や運用状況について、代表取締役社長の三宅直子様にお話を伺いました。

代表取締役社長 三宅 直子様

導入背景
低酸素トレーニングの可能性を体感し、より安定した環境を求めて

最初のきっかけは、ある施設を見学したことでした。その施設では低酸素システムを導入されていて、私も実際に低酸素下でトレーニングをして、その効果を実感。他社製の低酸素機器ではありますが、すぐに試験導入しました。
ところが、ポータブル用の機器だったため耐久性がそこまで高くはなく、安定的な環境維持が難しいという課題に直面し、より信頼性の高い機器を探していた時に出会ったのがダイキンのOXORAでした。

導入の決め手は、やはりダイキンという世界的なブランドの安心感と日本製ならではの信頼性です。他社はサイズの大きな海外製が多く、メンテナンスや設置性に不安が残りましたが、OXORAはコンパクトで設置が容易。さらに曜日ごとの運転設定やタイマー機能があり、操作性にも優れています。何かあった時のサポート力も含めて、「使い続けられる安心感」が最終的な決め手になりました。ランニングショップの中に低酸素トレーニング施設を導入し、筋膜リリースなどのケアも同じフロアで行っているため、お客さまの悩みや相談に乗りながらトータルなサポートができています。

導入後の実感
幅広い年齢層が通う“地域の高地トレーニング拠点”に

現在は30分単位の予約制で運用しており、夕方以降はほぼ満員の状態です。仕事帰りに利用される方が中心で、男女比は半々くらい。40〜50代の女性も多く、夫婦で通われる方や60〜70代の方も増えています。また、プロのサッカー選手も利用しているので、一般の方とプロサッカー選手が同じ空間で走る光景も見られ、地域のスポーツ文化を象徴するような場所になっています。
岡山では大学などにしか低酸素施設がなく、一般の方が使える施設は2025年5月時点でおそらく当施設だけだと思います。

導入してから1年近く経ちましたが、故障やトラブルは一切ありません。メンテナンス費用がかからず、追加コストが発生しない点も大きな安心材料となっています。また、以前使っていた機器では酸素濃度の表示しかなく、運転音もうるさく感じましたが、OXORAは標高表示も可能になり、「いま標高2300mを走っている」と一目でわかるのが好評です。運転音も静かなので、利用者も機器の存在に気づかないくらいです。
利用者の方にも変化が出てきていて、60代のランナーの方で最大酸素摂取量があがり、楽に走れるようになったとう声もありますし、マラソン大会で自己ベストをマークしたという方も多いですね。年齢を重ねるほどリカバリー力が重要になりますが、低酸素トレーニングを日常練習と組み合わせることで、無理なく競技を続けられると好評です。

「走る人」だけでなく、健康増進や美容のための低酸素へ

私自身もランナーなので、岡山のランナー人口増加に貢献できればと思っていますが、今後はランナーや競技者だけでなく、高齢者の方が健康増進のために利用したり、女性が美容のために利用したりと、多様な方に使ってもらいたいと考えています。そのためにも低酸素=プロ向けのハードルが高いものというイメージを払拭し、誰でも気軽に使えるものだとアピールしていきたいですね。普段運動していない人や体力に自信がない人でも、しっかり効果を実感できるので、より多くの方にその魅力を伝え、地域全体の健康づくりに貢献したいと考えています。

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