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「協創技術フォーラム2024」開催報告
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2024.03.15

2024年1月29日(月)に、ダイキン工業東京支社にて「協創技術フォーラム2024」を開催いたしました。
世界的な脱炭素の流れの中で、地球規模の環境問題への対応の鍵として注目されているのがヒートポンプ技術です。
本フォーラムは、ヒートポンプ技術に関わる熱マネジメント、熱流体機械、パワーエレクトロニクス(モータ・インバータ)などの技術分野の最新技術を紹介し、どのように世界に貢献していくのかをオープンに意見交換する場として企画いたしました。

当日は、学術界・産業界含めて様々な業界から約190名もの多くの方にお越しいただき、講演やディスカッションを通じて、組織・専門領域を越えて議論頂きました。改めて、ご講演頂いた皆様、お申し込み・ご参加頂きました皆様に、心より御礼申し上げます。

概要

■日時:2024年1月29日(月) 13:00 - 17:35(意見交換会:17:50 -)

■会場:ダイキン工業株式会社 東京社屋内イベントスペース 37F
   (東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー)

■オープニング挨拶要旨:
テクノロジー・イノベーションセンター長 米田裕二
「ヒートポンプは将来を担う有望な産業、日本においても自動車産業に次ぐ一大産業になる。そのコア技術となる圧縮機やモータ、インバータなどの技術は、日本が強みとする技術。欧州では、燃焼暖房からヒートポンプへと産業の中心が日本メーカーや中国メーカーの得意分野に移っていくことが警戒される中、日本が業界の垣根を越えて結束し、切磋琢磨しつつも共に技術力を高めていくことが重要であり、皆様と協創・協業させて頂きたい。」


■講演内容と講演の様子
齋藤 潔 氏

「ヒートポンプビジョン 2030s」
早稲田大学 基幹理工学部 機械科学・航空宇宙学科教授
堀 洋一 氏

「モータ/キャパシタ/ワイヤレスへのパラダイムシフト」
東京理科大学 創域理工学部 電気電子情報工学科教授
東京大学名誉教授
人見 光夫 氏

「MBDの効能」
マツダ株式会社 シニアフェローイノベーション
谷和 弘通

「ダイキン工業の圧縮機世界戦略」
テクノロジー・イノベーションセンター(TIC) 副センター長
中澤 勇二

「超大型空調機(チラー)向け磁気軸受ターボ圧縮機への挑戦」
ダイキンアプライドアメリカズ社
アプライド開発センター(ADC) 副センター長兼SVP
山際 昭雄

「ダイキン工業におけるモータの省エネ・省資源化」
テクノロジー・イノベーションセンター(TIC) 技師長

■参加者の声:
・基調講演では各分野の第一線で活躍されている先生方から講演をして頂き、ヒートポンプ技術への理解が深まった。ダイキンの講演では、コア技術を支えるキーデバイスや今後の展望等を伺うことができ、企業の将来像をオープンに開示して協創していく姿勢を感じることができた。

・これからのヒートポンプ技術の発展が日本にとっていかに大切か、特に関連産業まで俯瞰して牽引することの必要性を再認識でき、大変有意義な機会となった。

・自動車業界と同じく空調業界においてもヒートポンプ技術の将来性が期待されていることが分かり、業界の垣根を超えた連携ができる点もあるのではないかと思った。


■会場の様子

ダイキン工業では、これからもパートナーの皆さまと協創し、ヒートポンプ技術を発展させ、新たな価値を創造してまいります。
次回以降もフォーラムを開催いたしますので、ぜひお越ください。


お問い合わせ先

本件に関するお問い合わせ先:協創技術フォーラム2024事務局 tech.forum.2024@daikin.co.jp




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