特徴的な点として、既存社員向けの教育だけでなく、新入社員を毎年100名規模、また1人当たりの教育期間は大学院に入り直すことと同じ2年間の専門人材の教育を行っています。今までにない規模の教育であり、人事本部と都島の所属するテクノロジー・イノベーションセンターと合同体制で企画・運営しています。
また、大阪大学には包括連携の取組みの一環としてご協力いただくこととなり、先生方に企画や講義、テーマ指導いただきながら進めることとなりました。これが、ダイキン情報大学設立の経緯となります。
特徴的な点として、既存社員向けの教育だけでなく、新入社員を毎年100名規模、また1人当たりの教育期間は大学院に入り直すことと同じ2年間の専門人材の教育を行っています。今までにない規模の教育であり、人事本部と都島の所属するテクノロジー・イノベーションセンターと合同体制で企画・運営しています。
また、大阪大学には包括連携の取組みの一環としてご協力いただくこととなり、先生方に企画や講義、テーマ指導いただきながら進めることとなりました。これが、ダイキン情報大学設立の経緯となります。
「ダイキンの人材育成の特長は、事業会社の中でIT教育を内製化したこと。また、自社ならではの取組みを進めたこと」
「生成AIブームが到来した際に、ChatGPTベースのチャットボットをいち早く立ち上げたこと」
また、OpenAIとのChatGPTエンタープライズ契約は日本の製造業の中で一番早いものでした。さらにまた、IT Japan AwardのようなIT業界からの表彰はこれまで経験がなく、ITに従事する社内メンバにとって励みにもなり、社外に対するPRとしてもとても喜ばしいことです。
井阪:現在、私はダイキンの中でIAQを対象とした研究開発に従事しています。IAQとは、インドア・エア・クオリティの略で、日本語では「室内空気質」との意味となります。空気の専門家が集まったグループです。私の業務内容は、超音波を用いて測定したデータを基に、室内空間上の温度分布や気流分布を予測することです。また、入社段階から空気とAIを組み合わせて何か業務貢献をしたいと考えていましたので、今の業務には非常にやりがいを感じています。
――AI活用で実現したい、より良い暮らしと環境の未来
井阪:ダイキンの中で成し遂げたいことは多くあります。例えば、空気とAIの組合せでは、大規模言語モデル(LLM)の知識を活用し、人々の生活や環境を改善する革新的なAIソリューションを創出したいと考えています。