Ｑ：どのような制度ですか？
Ａ：消費者が日常生活で用いる一部の製品について、長期間の使用に伴う経年劣化による重大事故が
    発生しており、消費者の安全・安心を確保するためには、こうした事故を未然に防止するための
    処置を講ずることが喫緊の課題となっていました 。
    これを踏まえて、経年劣化による重大事故の発生率は高くないものの、長期間使用されるケースが多いために、
    経年劣化による重大事故が一定程度発生している製品について、製造・輸入業者が、経年劣化によるリスクの
    注意喚起を行う表示をすることにより、消費者に適切な行動を促す制度（※）が創設されました。
    ※2009年（平成21 年） 4 月 1 日から施行

Ｑ：注意喚起を行う表示はどのようなものですか？
Ａ：「製造年」「設計上の標準使用期間」「経年劣化についての注意喚起」の表示です。
    製品本体に表示し、取扱説明書にその旨を 記載しています。

Ｑ：対象製品はどのように指定さ れたのですか？ また、ダイキンはどの製品が対象ですか？
Ａ：経済産業省によると 、対象となる製品の指定に当たっては、主要な消費生活用製品について、経年劣化による
    重大事故についての調査分析の結果を踏まえ、経年劣化による重大事故が一定件数以上の製品を選定し
    以下の５品目となっています。
【対象製品：扇風機、エアコン、換気扇、洗濯機、ブラウン管テレビ 】
            ※弊社製品では、エアコン、換気扇（全熱交換器を含みます）が対象です。

Ｑ：設計上の標準使用期間とは？
Ａ：運転時間や温湿度など標準的な使用条件に基づく経年劣化に対して、製造した年から安全上支障なく
    使用することができる標準的な期間です。設計上の標準使用期間は、無償保証期間とは異なります。
    また、一般的な故障を保証するものではありません。

Ｑ：点検を実施してもらえるのか？
Ａ：点検をご希望の場合は、お買い上げの販売店またはお客様ご相談 窓口にご連絡ください。
    点検は有料となります。