季節の空気だより 冬号 後編

ねている間に寒くなるといやだから、とエアコンの設定温度を高いままにしていないかな？それではぐっすりねむれていないかもしれないよ。

人間は、ねている間に体温が下がって、朝から昼にかけて体温が上がる。ねている時に部屋があたたかすぎると、体温が下がりにくくなり、ぐっすりねむれなくなってしまうんだ。ねる前の設定温度は15℃～21℃にするのがおすすめだよ。

ぎゃくに朝は部屋をあたためておくと、体温が上がりやすくて起きやすい。ねる時にエアコンを切っている場合は、起きる時間の1～2時間前にエアコンのスイッチが入るように、タイマーをセットしておくといいよ。

最近はお部屋の中で犬やネコなどのペットをかっているお家も多いよね。
第1回で学習したように、冬はかぜにかかりやすい季節。実は動物も病気になりやすいんだ。

気温が下がって空気がかんそうすると、動物を病気にするウイルスの動きも活発になる。寒さに弱い小型犬や、まだ子どもの動物は、とくに気をつけてあげよう。

お部屋で使う暖房器具（だんぼうきぐ）にも注意が必要だ。ストーブはペットがたおしてしまうキケンがある。電気ストーブやこたつは、コードやコンセントをかじられないようにしよう。エアコンは、ペットがたおしたりコードをかじったりすることがないから安心だし、家族が出かけている間もタイマーで部屋をあたためてあげられるから、おすすめだよ。エアコンの加湿機能（かしつきのう）や加湿器（かしつき）でお部屋の湿度（しつど）を40～60％にすることもわすれずに！