エアコンは、部屋の冷たい空気をすいこみ、あたたかい空気にしてはき出すことで、部屋をあたたかくしている。空気をすいこんだり、あたためたりする部品はいつもキレイにしておこう。
フィルターの奥にある「フィン」という部品もキレイにしておこう。
フィンは、すいこんだ空気をあたためるための部品。そこにほこりがたまると、フィンにふれる空気の量が少なくなって、部屋をあたためる力が小さくなってしまうんだ。そうすると部屋をあたためるまでにかかる時間も長くなるから、より多くの電気が必要になってしまう。長期間エアコンを使っている場合は、フィンのよごれもチェックしよう。
フィンのそうじは、フィルターのようにかんたんにはできないので、よごれが目立つようならプロのそうじ屋さんに相談してみてね。
フィンはフィルターの奥にあるよ
エアコンを使っている間、お庭やベランダにある箱から風が出ているのに気づいたかな?この箱は、室外機(しつがいき)という。
暖房器具をかしこく使い分けようで勉強したように、エアコンはヒートポンプというしくみでお部屋をあたためている。室外機は、外の空気をすいこんで空気の中の"熱"をとりこみ、部屋にあたたかい空気を送っている。そして、お部屋の中にあった冷たい空気を外にはき出す役目もしているんだ。
室外機のふき出し口の前に物を置いたり、カバーでおおったりしていると、冷たい空気が室外機のまわりにたまってしまう。せっかくはきだした冷たい空気を、またすってしまうと、お部屋をあたたかくする力が弱くなってしまうんだ。 室外機の前は物を置かずに、空気がスムーズに流れるようにしよう。
まわりに物は置かない…
雪がたくさんふる地方では、室外機の「雪対策」がとても大切。
室外機のすいこみ口が雪でつまってしまうと、効率(こうりつ)よく運転できなくなってしまう。そして、室外機の中のフィンに雪がすいこまれて、こびりついてしまった場合、空気が通らなくなって、より多くの電気を使うことになるんだ。
雪がたくさんふっている時は、防雪(ぼうせつ)フードや防雪(ぼうせつ)ネットを使って、雪によるつまりやこびりつきを防ごう。省エネ運転はもちろん、快適な暖房にも役立つよ。
雪を防ごう〜
エアコンが空気をすいこむ入り口には「フィルター」がついていて、ゴミやほこりがエアコンの中に入らないようにしている。
この「フィルター」に、ゴミやほこりがたまっていると、空気の通り道をふさいでしまうので、空気をしっかりすいこむことができなくて、部屋をあたたかくするのに多くの電気を使うことになってしまうんだ。
フィルターは2週間に1度、そうじをして、むだな電気を使わないようにしよう。
そうじの仕方はかんたん。フィルターを水洗いするか、ほこりをそうじ機ですい取ろう。水洗いしたあとは、日かげでよくかわかしてね。
おそうじ大事〜