空気はいっぱいあるだけでは、いつかはなくなってしまうよね。でも、人間も動物も、植物も、すった空気とほとんど同じ量の空気をはいている。
だから、空気はなくならないんだよ。
なるほどー
人間や動物は、空気をすって、体の中に酸素(さんそ)を取り込んで、二酸化炭素(にさんかたんそ)をはき出すよね。
植物は、その反対で、二酸化炭素(にさんかたんそ)を取りこんで、光合成をすることで、酸素(さんそ)をはき出している。
人間や動物と植物は反対なんだ
また、人間と動物、植物がそれぞれ酸素(さんそ)と二酸化炭素(にさんかたんそ)をすったりはいたりすることで、空気の中の酸素(さんそ)と二酸化炭素(にさんかたんそ)のバランスも、ずっと一定にたもたれていたんだ。
一定のバランスだったんだね
だけど、最近は、ちょっとようすが変わってきている。工場やいろいろな機械(きかい)がふえて、二酸化炭素(にさんかたんそ)の量がむかしに比べてずいぶん多くなってきたんだ。
バランスがくずれちゃうよー
しかも、酸素(さんそ)を作ってくれる森や草原の緑が地球上から少しずつ失われている。その結果、空気中の酸素(さんそ)と二酸化炭素(にさんかたんそ)のバランスがくずれ出しているんだ。
バランスがくずれてきているんだね
人間も動物も植物も、すった量と同じだけの空気をはき出しているから、空気はなくならないんだよ。
なるほど!
人間も動物も、みんな、空気をすって生きているよね。でも、地球上から空気がなくならないのは、いったいどうしてだろう?
いっぱいあるから?