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エアコンはどうやって部屋をすずしくするの?
空気とエアコン

  • 1 エアコンをつけるとどうして部屋がすずしくなるんだろう?

    夏の暑い日でも、エアコンをつけると、すぐに部屋がすずしくなるよね。
    それはなぜだろう?
    エアコンの中に「よく冷えた空気」が入っていてそれを部屋の中に出しているからって思ってない?

    え!ちがうの?

    ぴちょんくん
  • 2 エアコンは部屋の空気から熱だけを追い出している

    じつは、エアコンは、部屋の空気から「熱」だけを部屋の外に追い出しているんだよ。エアコンをつけると、部屋の空気から「熱」がどんどんなくなっていくから、すずしくなるんだ。

    空気の熱?

    ぴちょんくん
  • 3 空気の中には熱が含まれている

    空気の中には、「熱」がふくまれているんだ。空気の中にふくまれる「熱」が多いと部屋はあつくなる。ぎゃくに、空気の中の「熱」が少ないと部屋はすずしくなるんだ。

    あつい・すずしいは空気の中の熱の多さで決まるのかー

    ぴちょんくん
  • 4 クイズで考えてみよう!

    じゃあここでクイズ➀!

    エアコンはどうやって部屋の「熱」をなくしているか知ってる?

    その答えを今から説明するね。

    すずしい空気をたくさん部屋にいれている?

    ぴちょんくん
  • 5 部屋の中にあるのは室内機(しつないき)部屋の外にあるのは室外機(しつがいき)

    まずエアコンは、部屋の中にあるものと部屋の外にあるものがセットになったものだよ。

    左のものを「室内機(しつないき)」、右のものを「室外機(しつがいき)」というよ~

    ぴちょんくん
  • 6 エアコンは室内機と室外機の2つで1セット

    この2つがパイプでつながって1つになっているんだ。
    これを「エアコン」と呼んでいるよ。

    パイプでつながって1つになったものをエアコンと呼んでいるのか~

    ぴちょんくん
  • 7 空気に熱がたくさん含まれていると暑い

    暑いと感じるとき、部屋には「熱」がこうやってたくさんあるんだ。

    暑いときは「熱」がたくさんあるんだね~

    ぴちょんくん
  • 8 部屋の中にある「空気」に「熱」がふくまれている

    でも実際は「熱」だけがあるわけではなくて、部屋の中にある「空気」に「熱」がふくまれているんだ。

    暑いときは、空気に熱がふくまれているんだね~

    ぴちょんくん
  • 9 熱をふくんだ空気がエアコンの室内機に入っていく

    エアコンをつけると、その「熱」と「空気」が室内機に入っていくよ。

    室内機に入っていくんだね~

    ぴちょんくん
  • 10 熱と空気が室内機の中でお別れ

    「熱」は「空気」と一緒に室内機に入ったあと、すぐに「空気」とお別れするんだ。

    熱と空気はお別れするんだね~

    ぴちょんくん
  • 11 熱がなくなって冷たくなった空気は部屋にはき出される

    「熱」とお別れした「空気」はまた部屋にもどっていくよ。
    部屋にもどった「空気」は、「熱」とお別れしてるから冷たいんだ。

    熱とお別れして、冷たい空気として部屋に戻るんだね~

    ぴちょんくん
  • 12 室内機の中の熱はどうなる?

    じゃあ今度は「空気」とお別れした「熱」に注目してみるよ。

    熱に注目~!

    ぴちょんくん
  • 13 室内機の中で熱はガスに乗る

    「空気」とお別れした「熱」は、室内機で「熱」を運ぶことができる「ガス」に乗るんだ。

    熱だけがガスに乗るんだね~

    ぴちょんくん
  • 14 エアコンの室内機と室外機をつなぐパイプで熱を部屋の外に運ぶ

    実はこの「ガス」、エアコンをつけるとパイプの中をぐるぐる回るよ。

    パイプの中を
    ぐるぐるしているのか~

    ぴちょんくん
  • 15 ガスは熱を乗せたり、おろしたりしながら、パイプの中をかけめぐって、部屋の熱をどんどん外に運び出す

    その「ガス」に乗った「熱」は、パイプの中を流れて、室外機のほうまで運ばれていくんだ。

    熱だけがガスに乗ってパイプの中を移動するんだね~

    ぴちょんくん
  • 16 ガスは室内機の熱交換器で熱を乗せて、室外機の熱交換器で熱をおろす

    「ガス」に乗って室外機のほうまで運ばれてきた「熱」は、室外機でおろされるんだ。そして外に出ていくよ。

    熱は室外機から出ていくんだね~

    ぴちょんくん
  • 17 熱をおろした冷媒はまた「熱」を乗せるために、パイプを通って室内機に戻ってくる

    「熱」をおろした「ガス」は、また次の「熱」を乗せるために、パイプを通って室内機のほうにもどっていくよ。

    熱をおろしたら、また次の熱をのせるために室内機のほうにもどるんだね~

    ぴちょんくん
  • 18 冷媒は熱を乗せたり、おろしたりしながら、パイプの中をかけめぐって、部屋の熱をどんどん外に運び出す

    こうやって部屋にあった「熱」をくりかえし外に出すことで、部屋をすずしくしているんだよ。

    そうなんだ~!

    ぴちょんくん
  • 19 冷媒は、どうやって熱を乗せたりおろしたりしているんだろう?

    じゃあ、クイズその②!

    室内機には「空気」と「熱」が一緒に入っていくよね?

    でもパイプを流れる「ガス」に「空気」は乗れなくて、「熱」だけが乗れる理由ってなぜだかわかる?

    なんでだろ~?

    ぴちょんくん
  • 20 熱は多いところから少ないところに移動する

    それは、「熱」には多いところから少ないところに移動する性質があるけど、「空気」にはその性質がないからなんだよ。

    熱って移動するの?

    ぴちょんくん
  • 21 氷にさわると、ひんやりして手が冷たくなる

    イメージしてみよう。氷にさわると、ひんやりして、手が冷たくなるよね。

    手が冷たくなっちゃった

    ぴちょんくん
  • 22 熱がたくさんある手のひらから熱が少ない氷へと、熱が移動する

    このとき、「熱」がたくさんある手のひらから、「熱」が少ない氷へと、「熱」が移動してしまったから、手のひらは、ひんやり冷たく感じるんだよ。

    熱は多いところから少ないところへ移動したんだね

    ぴちょんくん
  • 23 ガスは氷のように冷たい

    パイプの中を通る「ガス」も、「熱」を乗せる前までは氷のように冷たいんだ。

    冷たいんだ~!

    ぴちょんくん
  • 24 「熱」は「ガス」に移動できる

    だから部屋にある「熱」だけが、冷たい「ガス」に移動できるんだ。

    そういうことだったのか~!

    ぴちょんくん
  • 25 室外機の中の熱はどうする?

    室外機でも、「熱」が多いところから少ないところに移動する性質を利用するんだ。

    室外機でも~?

    ぴちょんくん
  • 26 「ガス」がおろした「熱」で室外機は熱くなる

    「ガス」に乗って室外機のほうに運ばれた「熱」は、室外機の中でとても熱くなるんだ。

    室外機の中で
    熱がとても熱くなるのか~

    ぴちょんくん
  • 27 室外機の中の熱は、外より熱が多い

    どれくらい熱くなるかというと、外にある「熱」よりももっと熱くなるんだ。

    へ~!外よりも熱くなるのか~!

    ぴちょんくん
  • 28 室外機から外へ「熱」が移動

    そうすると、外のほうが「熱」が少なくなるから、「熱」が多い室外機から、「熱」の少ない外に移動するよ。

    熱の性質を利用しているんだね~

    ぴちょんくん
  • 29 室外機の前は熱いのはなぜ?

    室外機の前に行くと、もわっとした熱い風がでてくるのがわかるかな?
    あれは、部屋の「熱」が外に移動して、熱く感じるんだよ。

    たしかに~!
    室外機の前はもわっとしてる~!

    ぴちょんくん

このテーマのまとめ

Q
「エアコンはどうやって部屋をすずしくするの?」
A
部屋の中の熱を外に追い出すことですずしくしているよ。
エアコンは、室内機と室外機の2つで1セット。
この2つをつなぐパイプをかけめぐっているガスが、熱の「多いところから少ないところに移動する」性質を利用して、室内機で部屋の中の熱を乗せて、室外機で熱をおろす。これをくりかえして、部屋をすずしくしているんだ。

なるほど!

ぴちょんくん
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