ニュースリリース
ネット接続を通じた選択型アプリや機能アップデートで、顧客の業務用空調機の管理を継続的に支援
ダイキン工業株式会社は、ビルや商業施設、病院などの業務用空調機の導入や運用、保守、更新において、顧客ごとに異なるニーズに応じた快適性向上やエネルギー消費量削減、管理工数削減を実現するクラウド型空調コントロールサービス『DK-CONNECT(ディーケーコネクト)』を2021年6月1日より発売します。
企業等の事業活動を支える重要なインフラとなっている業務用空調機は、従来から求められている快適性を維持するための安定的な運用に加え、近年関心を集める働き方の多様化への対応や、エネルギー消費量削減による環境負荷のさらなる低減などが期待されています。また、設備管理者の人手不足に伴う管理工数の削減も大きな課題となっています。こうした中、空調には部屋、スペース、設備などの使用状況に応じた柔軟かつ効率的で手間のかからない運用・制御がこれまで以上に必要とされています。
本サービスは、空調機の制御データや運転データを送受信するネットワーク端末『DK-CONNECT edge(ディーケーコネクト エッジ)』を介して業務用空調機をクラウドに接続し、パソコンやスマートフォン、タブレット端末から監視、制御などの一括管理ができるソリューションです。様々なアプリケーションにより、空調機の運転状況の確認や遠隔操作などの基本的な管理に加え、照明や換気装置といった設備との連携による省エネ性、利便性、快適性の向上などが可能です。また、異常が発生した空調機を応急的に復旧させて事業への影響を最小限に抑える※1など、顧客の管理ニーズに応じたアプリケーションを新たに組み合わせることともでき、顧客ごとの空調管理の効率化に貢献します。
今後もクラウドの持つ拡張性を活かして空調機以外の設備との連携の幅を広げ、さらに本サービスを通じて繋がった顧客からニーズを集めて新たなアプリケーションを開発・拡充することで、省エネ性や利便性の向上など、空調を軸にさらなる価値の提供を目指します。
サービス名 | クラウド型空調コントロールサービス『DK-CONNECT』 |
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型 番 | DGE601A1 (ネットワーク端末『DK-CONNECT edge』の型番) |
価 格 | 『DK-CONNECT edge』の本体価格390,000円(税抜き)(※2)および サービスの月額使用料3,000円(税抜き)(※3) |
発売日 | 2021年6月1日 |
昨今の人手不足により、空調業界では一人の設備管理者が複数の建物を管理することが多く、空調機の運転状況などを確認する際には現地まで訪れる必要があり、多くの手間と時間がかかっていました。『DK-CONNECT』は、クラウドを介した一括管理が可能となるため、スマートフォンやタブレット端末からリモート環境で設備の状態把握・維持管理ができ、設備管理者の管理工数の省力化に貢献します。
空調機以外の各種設備・センサーを『DK-CONNECT』に接続することで、簡単に連動プログラムを設定できます。
空調機と換気装置、外気温度センサーを連動させ、屋外が涼しい日には外気をそのまま屋内に導入する外気冷房や、CO2センサーと換気装置を連動させCO2濃度によって換気量を自動に増減する換気量制御など、設備間連動で省エネや省コストを実現します。
専用コントローラーを用いた管理システムは、多くの場合、搭載された機能の改廃ができません。こうしたシステムは、導入してから更新するまでの長期間、同一機能を使い続けることが一般的でした。『DK-CONNECT』は、契約時に搭載された基本機能に加え、後から必要なアプリケーションを随時アップデートし、ビルや商業施設といった用途に合わせたカスタマイズが可能です。
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