ニュースリリース
ダイキン工業とサンゲツが『risora custom style』の新たなサービスメニューを共同企画
~正面パネルを木目、大理石、レザーなど個性豊かな質感から選べる~
ダイキン工業株式会社
株式会社サンゲツ
ダイキン工業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長兼CEO:十河 政則、以下、ダイキン工業)と株式会社サンゲツ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 社長執行役員:安田 正介、以下、サンゲツ)は、ダイキン工業のルームエアコン『risora』の室内機正面パネルを好みの色に変更できる有料オプションサービス『risora custom style』の新たな選択肢として、木目、大理石、レザーなどの質感を再現できるサービスメニューを共同で企画しました。ダイキン工業は、本サービスを2019年6月1日より開始します。
近年、インテリアデザインへのニーズは多様化を続け、室内の色調だけでなく素材が持つ質感も重要な構成要素となっています。本サービスは、インテリアとの調和を追求したダイキンのルームエアコン『risora』の正面パネルに、サンゲツの木目、大理石、レザーなど多彩な素材の質感を高度に再現した粘着剤付化粧フィルム『REATEC(リアテック)』を真空・圧空成形※1で接着します。ダイキンとサンゲツが持つ優れた商品の融合により、内装イメージに合わせた壁紙やルームエアコンの組合せを楽しみながら選ぶことができ、自分だけのこだわりの空間づくりに貢献します。
住まいの美しさや快適性において重要な要素である内装材とエアコンは、それぞれ独自に進化し高度化してきました。建材や内装材に統一感を持たせる動きは加速していますが、内装材と設備機器のデザインをトータルにコーディネートする文化は未成熟で、室内で目に入ることが多いルームエアコンがインテリアのデザインプランに織り込まれないことも珍しくありませんでした。空調の新たな価値創出をめざすダイキン工業と、国内インテリア・内装業界大手の専門商社サンゲツは、住まいにおけるデザインの統一感と高い快適性の両面にこだわった理想のインテリアづくりの実現をめざし、本取り組みの実施に至りました。
シンプルで美しい室内機の形状を追求したルームエアコン『risora』の正面パネルに、特殊な印刷技術と緻密なエンボス加工で木目やレザーなどの素材のリアルな風合いを追求した『REATEC』を貼り付けることで、インテリアをさらに個性的に演出するルームエアコンを創出します。
正面パネルへの貼り付けには『REATEC』の柔軟性や熱加工しやすい性質を活かした真空・圧空成形を採用。木目や大理石、レザーなど、それぞれの化粧フィルムの特性に応じた温度で成形することで、『REATEC』のリアルな質感を損なうことなく『risora』の正面パネルに豊かな個性と高級感を演出します。
家具や床、建材に多く採用される木目を中心に、レザー、石目、和紙など、インテリアのテイストに合わせて選べる質感10種を用意しました。『risora』の標準7色や『risora custom style』から選べる600色の塗装に加えて選択肢がさらに増え、室内機を設置する壁面の壁紙との調和や対比など、インテリアのデザインプランの自由度がより向上します。
国内最大手のインテリア専門商社であるサンゲツは、インテリアデザインに不可欠な壁紙、床材、カーテンなど、豊富な内装材を展開しています。『risora』の正面パネルも含めた内装全体をサンゲツが持つ豊富なラインアップでコーディネートすることで、部屋全体を統一感ある理想のインテリア空間づくりを可能にします。
また、2019年4月1日に公開したWebツール『risora 3Dシミュレーション』にも、10種の質感を持つ『risora』を新たに追加しました。44色の『risora』室内機と382種類の壁紙、63種類の天井材、544種類のカーテン、12色のソファ、531色の床※3を3Dの室内空間で自由に組み合わせ、自分好みのインテリアをシミュレーションできます。CADなどの専門的な知識を必要としない本Webツールは、直感的な操作やプランボード作成機能により、ユーザーやインテリアコーディネーター、住宅設計士まで、幅広い職種での活用が可能です。
『risora』は、デザイン性と機能性の両立にこだわり、「理想の空間の一部になり、心地よさを届ける」をコンセプトに、空気と空間両面での心地よさを実現したルームエアコンです。インテリアに馴染む形状や素材の質感などのデザイン性と、当社ルームエアコンにおける最高級の機能性を追求しました。室内機は、圧迫感をなくすために奥行きを抑え業界最薄※4を実現し、前面パネルは、自動車の内装部品などにも使用され定評のある表面加飾により、マットな質感やツヤ感を実現しました。また、多様化するインテリアのニーズやこだわりに対応するため、木目やツヤ、織目など多彩な質感を表現した高級感溢れる7種類の標準パネルを揃えております。さらに、当社ルームエアコンの最上位機種『うるさら7』で好評の快適機能を搭載し、空気の心地よさも実現しました。
室内機の横幅は国内の住環境に適した半間に納まる798mmにしながらも、室内機の厚みを業界最薄の185mmに抑えました。また、形状は極力シンプルに、さらに室内機の両側面を内側に絞り込むことで、圧迫感の軽減を追求しました。さらに、エアコン運転時に正面パネルや風向フラップが動いても、機能性を犠牲にすることなく美しさを保つ構造を新たに採用しました。
3月20日より発売を開始した新機種では、近年の内装トレンドに合わせて、7色の標準色のうち「グレイッシュブラウンメタリック」と「フォレストグリーン」の2色を新たな色に置き換えました。新色には、家具の柄にも多く採用されるウォルナット調の「ウォルナットブラウン」と、木目調の床材や家具の対するアクセントカラーとして調和しやすい「オリーブグリーン」を採用しました。
室内機の薄さを追求し、室内機内部の空間が狭くなると、従来のファンではファンの回転による異音が発生します。『risora』は、新たに開発した多連結ソウエッジクロスフローファンを搭載することで、風量を抑えることなく静音性を確保しました。また、当社の最上位機種『うるさら7』で培った気流技術を活かした冷房時の「天井気流」と暖房時の「垂直気流」を搭載し、人に直接風が当たりにくい気流制御と、設定温度到達後も温度だけでなく湿度も制御し続ける「プレミアム冷房」、プラズマ放電の一種であり、およそ100,000℃の熱エネルギーに匹敵する酸化分解力を持つストリーマをエアコン内部に照射し、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去する「ストリーマ内部クリーン」により、空間だけでなく“空気の心地よさ”を実現しました。
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