ダイキン工業株式会社は、経済産業省と東京証券取引所が共同で女性活躍推進に優れた上場企業を評価し発表する、2018年度「なでしこ銘柄」に選定されました。「なでしこ銘柄」への選定は、今年で5年連続6度目となります。
当社はダイバーシティ・マネジメントを経営の柱の一つと考え、これまで性別、国籍、年齢や障がいの有無などを問わず、多様な人材の活躍を推進してきました。とりわけ女性活躍推進については、2011年に経営トップ直轄のプロジェクトを立ち上げ、全社を挙げて取り組んできました。2020年度までの戦略経営計画「FUSION20」の中でも「人を基軸におく経営」を基盤とした人材力強化の一環と位置づけ、推進活動を続けています。
2020年度末までに女性管理職数を100人、女性社員比率を17%とする数値目標を掲げ、女性管理職の早期育成のための施策や、出産や育児がキャリアブレーキにならないよう育児休暇からの早期復帰支援策の拡充などを実施しています。
また、ワーク・ライフ・バランスを重視し、在宅勤務やフレックスタイム勤務など、時間や場所の柔軟性を確保しながら働くための施策も行っています。有給休暇取得も推進しており、2017年度の取得率は94%と高水準を維持しました。
2016年からは男性社員の育児参画を支援するための施策も始めており、子どもが生まれた男性社員が上司と具体的な計画を立てて育児休暇を取得するためのフォローや、育児休暇復帰者セミナーにパートナーも参加してもらうなどの取り組みを進めています。その結果、2015年度は50%だった男性育休取得率が2017年度には77%となりました。
今後も、社員一人ひとりが最大限に能力を発揮できる環境を目指して、ダイバーシティ・マネジメント推進の取り組みを加速させていきます。
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