ダイキン工業株式会社は、フッ素化学製品の販売や技術サポート、マーケティング機能を持つ「ダイキン・ケミカル・サウスイーストアジア社」(本社:タイ王国、バンコク都)を設立し、2018年1月より営業を開始いたします。新会社では、空調機向けの冷媒ガスの安定供給、自動車向けのフッ素樹脂・ゴム製品の販売強化に加えて、分野別のマーケティングや用途開発による需要の掘り起こしにより、市場が拡大する東南アジアでのフッ素化学事業の拡大をはかります。
東南アジアでは、近年の経済発展によりベトナムやインドネシアなどで空調機の普及が急拡大しており、エアコンに使う冷媒ガスの需要が伸びています。また、世界各地域から自動車や電機メーカーの工場が数多く進出し、現地での調達、開発機能も拡大しています。また、完成品に組み込まれる部品や素材の高機能化にともない、フッ素樹脂やゴムなど、フッ素化学製品の需要が高まっており、東南アジアのフッ素化学市場は年間6~7%の成長を続け、今後も拡大する見通しです。
このたび当社は、多くの自動車や電機メーカーが進出するタイに新会社を設立し、以下3点の推進により、東南アジアでの化学事業だけでなく、空調事業のアフターサービス分野の強化にもつなげ、アジアにおけるグループ全体の事業拡大をはかります。
1)会社名 | ダイキン・ケミカル・サウスイーストアジア社 英文名:DAIKIN CHEMICAL SOUTHEAST ASIA CO., LTD. |
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2)所在地 | タイ王国、バンコク都 |
3)代表者 | 取締役社長 小西 壮 |
4)資本金 | 160百万バーツ |
5)出資比率 | ダイキン工業100% |
6)設立 | 2017年7月 |
7)事業内容 | フッ素化学製品の販売およびマーケティング |
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