JLPGAツアー2024シーズンの開幕戦『第37回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』(主催:ダイキン工業株式会社、琉球放送株式会社)への出場権をかけた「ダイキンオーキッドレディスアマチュアゴルフ選手権大会」(以下、アマチュア大会)が、1月29日(月)、30日(火)の2日間の日程で、本戦会場となる沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部を舞台に開催されました。
2日間36ホールストロークプレーの結果、宮城杏(みやぎ きょう)さん、上原和(うえはら いずみ)さん、小潮川せり(こしおかわ せり)さん、吉﨑マーナ(よしざき まーな)さんの4名が本戦への出場権を獲得しましたので、お知らせいたします。
今年のアマチュア大会には、169名の選手が出場し、第1日目の予選を通過した82ストローク、30位までの30名が第2日目の決勝ラウンドを戦いました。トップ通過を果たしたのは、通算139ストローク(5アンダー)で回った宮城杏さん。4打差の2位には143ストローク(1アンダー)の上原和さんが続き、通算144ストローク(イーブンパー)で3位に小潮川せり、4位に吉﨑マーナさんが入り、この4名で本戦でのベストアマチュアの座を争います。
学校名:長崎国際大学 2年/生年月日:2004年1月2日(20歳)
6歳のときに、テレビで宮里藍プロを見た影響でゴルフを始める。身長159センチ、得意クラブは4番アイアン、1W飛距離は235ヤード。アマチュアゴルフ選手権には今回10回目の出場で、初めてとなる本戦出場権獲得。
「初めて本戦出場権を獲得することができて、素直に嬉しい気持ちです。しかも優勝してのJLPGAツアー開幕戦という大舞台に立つことができるということで、とても自信になりました。初日が久々のアンダープレーだったので、今日は我慢のゴルフかなと思いましたが、思いのほか冷静沈着に一日通してプレーすることができました。2日間ともアンダープレーは初めての事で、2日間でのトータル5アンダーも自己ベストです。その要因は母親がつくってくれたおにぎりで、集中力を絶やすことなく回ることができました。本戦では、トップレベルのプロの方々とのラウンドは勉強にもなりますし、実力試しにもなるのですごく楽しみです。目標は、予選ラウンドをアンダーで回って、ベストアマチュア賞獲得を目指します」。
学校名:開志国際高校 2021年卒業/生年月日:2002年4月22日(21歳)
小学2年のときに、父の影響でゴルフを始める。身長168センチ、得意クラブはドライバー。1W飛距離は260ヤード。アマチュアゴルフ選手権には今回11度目の挑戦で、初めてとなる本戦出場権獲得。
「前半は全体的に良かったんですけど、後半からちょっと体調もあまりよくなくて、ボーッとしている感じでラウンドしていました。そんな状態でもスコアをまとめられたのはよかったです。昨年は、ケガで出場できなかったんですが、アマチュアゴルフ選手権には、小4から出場しています。2021年のフジサンケイレディスに出場したことがあるんですけど、プレーしていてすごく楽しかった思い出があります。自分の持ち味である飛距離を活かして、本戦ではベストアマ、トップ10を目標に頑張りたいです」。
学校名:宜野座高校 3年/生年月日:2005年10月25日(18歳)
6歳のときに祖母と父親の影響でゴルフを始める。身長154センチ、得意クラブは1W、1W飛距離は220ヤード。アマチュアゴルフ選手権には今回9回目の出場で、昨年に続き3年連続3度目の本戦出場権を獲得。
「朝から緊張していたんですが、無事に18ホール終えて、自分の全力を出し切れたのでよかったです。今日は、他の人のスコアは考えないようにして、自分のスコアだけを考えて最後までプレーしました。今回で9回目の出場でしたが、高校1年生から3年連続で本戦の出場権を獲得できたのは、とても嬉しいです。今年は、高校生として最後の出場になるので、本戦でも全力を出し切りたい。去年、一昨年ともに予選落ちだったので、今年こそは予選をしっかり通過して、上位で争えるように頑張ります。高校の卒業式が3月1日にあるので、出席できないのは残念ですけど、その分、自分のプレーをしっかりできるようにしたいです」。
学校名:沖縄カトリック高等学校 1年/生年月日:2007年9月17日(16歳)
小学1年のときに、父の影響でゴルフを始める。身長150センチ、得意クラブはパター、アプローチ。1W飛距離は230ヤード。アマチュアゴルフ選手権には今回6度目の挑戦で、昨年に続き3年連続3度目の本戦出場権を獲得。
「最終ホールが終わった段階で諦めていたので、本戦に出場することができてホッとしています。初日かなり出遅れてしまったので、攻めていかないといけない状況で、今日は相当の覚悟を持って挑みました。本戦出場した過去2大会は緊張で思うようなプレーが全くできませんでした。その経験を活かして、本大会ではベストアマチュア賞を目標に、いつも応援してくださる方々にいいプレーを魅せることができたらいいなと思っています。将来は、世界一のトッププレイヤーになることをめざして、日々過ごしていきたいです」。