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Design History

2014

3Dプリンターのさらなる進化のはじまり。
3次元曲面形状でデザイン・フラグシップの登場。

プロダクトの世界ではもちろんのこと、医療やアートなどさまざまな分野で大きな注目を集めたのが、データをもとにして立体物を造形することができる3Dプリンターです。

そのベースとなる3Dプリンティング技術にはさまざまな特許があったのですが、2014年に、より精密な造形に適している「レーザー焼結法」の特許の保護期間が終了。この方式に複数の企業が参入することにより、従来よりも低価格で機器を導入できるようになりました。

プロダクトの分野では、試作・デザイン検証の精度や品質を高めていくことができるだけでなく、製造そのもののスタイルにも大きな改革をもたらしています。

こうした3Dプリンターなどのデジタルツールを利用しながらネットワークを駆使し、新たな産業革命を起こそうという潮流「メイカームーブメント(Maker Movement)」が注目されはじめます。

Item

ダイキン工業では2014年、3次元曲面形状を用いた「EMURA2」を発売。省エネ性能を保ちつつインテリア性の高いエアコンが強く求められていた中で、その両方を兼ね備えたものです。曲面形状が壁面に馴染みながらも空間を演出します。国内外のデザイン賞を多数受賞してデザイン・フラグシップとなるとともに、グローバルスタンダードへの挑戦がはじまるきっかけになりました。

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