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2018年度グッドデザイン賞を受賞

エアーコンディショナー2製品が受賞しました

Red dot award 2018
エアーコンディショナー(Linea)

概要
Lineaは近年トレンドになっているオープンタイプオフィスのためにデザインされた持ち運び可能なパーソナルエアコンです。
ユーザーが集中したいとき、パーテーションスタイルのシートを展開することでオープンな空間を一瞬でパーソナライズされた空間に変えることができます。 シートには送風口が備わっており、ユーザーの周囲をムラなく空調することが可能です。 さらにユーザーの状態をセンシングし、温湿度や香りをコントロールすることで、ユーザーが集中できる環境作り上げます。

デザイナーの想い
Lineaは「オフィスで本当に使いやすい空調とは?」という視点で作り上げたエアコンのコンセプトでした。
新しい空調の使い方を評価されたことは光栄であると同時に、自分たちの考えたコンセプトに共感いただけたことをとてもうれしく思っています。
今後も空気のあるべき姿をデザインし理想の環境を作っていければと思います。

 

Red Dot Design Award

グッドデザイン賞 2018
エアーコンディショナー(うるさら7)

概要
部屋の躯体蓄熱まで含めた空間全体の状態を測定することで、快適性と省エネの両立を実現したエアコンです。壁や床から受ける熱の影響に着目することで、ムラのない快適空間の持続だけでなく、長期的にも効率の良い空調を可能にしました。

  • 躯体蓄熱:壁や床など家の構造体が持つ熱

審査委員の評価
夏季の日照により天井や壁の蓄熱が室内環境に大きな負荷を与えていることは事実で、それを製品コンセプトの軸に据えた点を評価したい。近年トレンドの、人をセンサリングして追いかけるのではなく、躯体蓄熱を測定することで、室内環境を定常的に最適な状態で管理した方が快適であるという主張はうなずける。ムラのない空間の方がストレスはないと思う。また、結果的にエネルギー消費の面でも優位だという点は製品の裏付け、魅力につながると思う。

デザイナーの想い
これまでにないアプローチの空調を実現するにあたり、プロジェクトの初期段階からエンジニアと膝を突き合わせた開発を行ってきました。
この度は製品コンセプトまで含めた評価をいただけた一方、多くの空気や空調市場の課題にも触れることができました。まずはプロジェクトメンバーとも喜びを分かち合い、次の挑戦に繋げてゆきたいと思います。

デザイナー 眞木 孝明


グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、私たちのくらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的とした公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「総合的なデザインの推奨制度」です。

その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来約60年にわたって実施されています。その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約1,200件、60年間で約44,000件に及んでいます。また、グッドデザイン賞を受賞したデザインには「Gマーク」をつけることが認められます。「Gマーク」は創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標として、その役割を果たし続けています。

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